《墓場波、ムルドローサ》を使ったリアニメイトデッキです。
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ムルドローサ・ミッドレンジ

出典:Budget Magic: $98 (23 tix) Sultai Muldrotha (Standard) by SaffronOlive

デッキリスト

Sultai Muldrotha by SaffronOlive
Lands
1 x 花盛りの湿地
1 x 植物の聖域
2 x 水没した地下墓地
4 x 進化する未開地
1 x 廃墟の地
3 x 森
2 x 内陸の湾港
2 x 島
1 x 愚蒙の記念像
1 x 天才の記念像
3 x 沼
3 x 森林の墓地

Creatures
4 x 歩行バリスタ
4 x ラノワールのエルフ
4 x マーフォークの枝渡り
1 x 禍鞭の懲罰者
2 x 打ち壊すブロントドン
1 x 豪華の王、ゴンティ
1 x 人質取り
1 x 貪欲なチュパカブラ
2 x 墓場波、ムルドローサ
2 x 飢饉の具現、トルガール

Spells
3 x 致命的な一押し
4 x ロナスの施し
3 x ヴラスカの侮辱
1 x オラーズカの秘宝
1 x 永遠への旅
1 x ベルゼンロック典礼
1 x ドミナリアの大修復
Sideboard
1 x ギラプールの希望
1 x セイレーンの嵐沈め
3 x 否認
2 x 魔術遠眼鏡
1 x 貪る死肉あさり
1 x 黄金の死
1 x 打ち壊すブロントドン
1 x 豪華の王、ゴンティ
2 x ファイレクシア教典
1 x 貪欲なチュパカブラ
1 x 秘宝探究者、ヴラスカ

解説

MTG Goldfish恒例の低予算デッキのコーナーで紹介されていたもの。その中で出てきた予算制限なしバージョンのリストになります。

《墓場波、ムルドローサ》は各パーマネント・タイプを1枚ずつ唱えることができるため、土地も《進化する未開地》や記念像が採用されています。

《ラノワールのエルフ》は序盤のマナ加速だけでなく、ムルドローサが回り始めたら毎ターン複数呪文を唱えるためのマナを供給してくれます。

《マーフォークの枝渡り》はマナを伸ばしたいこのデッキにおいて土地を供給してくれるとともに、序盤のブロッカーとして活躍してくれます。また、《飢饉の具現、トルガール》の生贄にすることもできます。
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《飢饉の具現、トルガール》は場に出た時にクリーチャーを生贄に捧げてマナコストを低減することができるため、一度場に出た《人質取り》等を墓地に送り込み、ムルドローサで使いまわすことができます。

また、場と墓地に《飢饉の具現、トルガール》が1体ずついれば、悠長ですが、毎ターン墓地からトルガールを唱えて《人質取り》等ともう1体のトルガールを生贄に捧げて、次のターンに《人質取り》等を場に出して・・・・と繰り返すことができます。

《歩行バリスタ》は序盤の火力にもなり、ムルドローサが出ている後半にはXを大きな値にして墓地から唱え直すことでフィニッシャーにもなります。さらにムルドローサの能力で墓地から唱えるときは「アーティファクト」扱いで唱えることもでき、このデッキにフィットしています。

《ギラプールの希望》はコントロール相手に毎ターン、生贄に捧げてムルドローサで墓地から唱えることで、相手はクリーチャー呪文以外を唱えることができなくなります

《セイレーンの嵐沈め》も同様に、ムルドローサを毎ターン守ってくれます。


エンチャントについては自発的に墓地に落ちてくれ、ムルドローサと相性のいい英雄譚が採用されています。

《ロナスの施し》はライブラリーの上から5枚を見てクリーチャーとエンチャントを手札に加えることができるカードで、状況に応じて必要なクリーチャーや英雄譚を探してきます。

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ムルドローサ・ミッドレンジ

出典:Droppin' Baums - Muldrotha Midrange (Videos) by Corey Baumeister

デッキリスト

Muldrotha Midrange by Corey Baumeister
Lands
4 x 霊気拠点
4 x 水没した地下墓地
4 x 異臭の池
2 x 廃墟の地
3 x 島
6 x 沼
3 x 森林の墓地

Creatures
4 x 機知の勇者
3 x 才気ある霊基体
4 x 光袖会の収集者
1 x 豪華の王、ゴンティ
2 x 人質取り
1 x 墓場波、ムルドローサ
2 x スカラベの神
2 x 歩行バリスタ

Spells
2 x 死の権威、リリアナ
2 x 秘宝探究者、ヴラスカ
2 x 航路の作成
4 x 致命的な一押し
1 x 至高の意思
4 x ヴラスカの侮辱
Sideboard
2 x アルゲールの断血
1 x 没収
3 x 強拍
1 x 才気ある霊基体
2 x 黄金の死
1 x 渇望の時
3 x 否認
2 x 魔術遠眼鏡

解説

TCG PlayerでCorey Baumeisterが紹介していたデッキ。記事中にはプレイ&解説動画がありますが、再生回数がすこぶるよかったそうです。

《死の権威、リリアナ》の-3能力から《墓場波、ムルドローサ》を戻し、《墓場波、ムルドローサ》の能力で墓地からクリーチャーを唱えるのが最強の動きになります。

「このデッキは《ゴブリンの鎖回し》に弱い」という解説から始まる逆風真っ只中なデッキですが、解説記事からの抜粋&要約は以下のとおり。

《ゴブリンの鎖回し》は苦手だけれど、青白コントロールや青白歴史的(青白フラッシュ)には強いデッキとのことです。

《秘宝探究者、ヴラスカ》は、ティムール・エネルギーで採用されていた後は、《ヴラスカの侮辱》が蔓延し、つかの間の活躍となっていましたが、《ヴラスカの侮辱》が減ってエンチャント除去が増えてきた今の環境では再び活躍できるだろうと考えて採用されています。

《スカラベの神》は追放除去が多く相対的に弱くなっていますが、このデッキでは自分で墓地を肥やすので引き続き《スカラベの神》を強く使えるとのことです。

《人質取り》は《キランの真意号》を奪えることから《貪欲なチュパカブラ》よりも優先して採用されています。
除去について《喪心》を採用しておらず《致命的な一押し》を採用しているのはマナコストが軽いためで、3ターン目にブロッカーを除去して《光袖会の収集者》でアタックしつつ、2マナクリーチャーを出す動きができます。

《航路の作成》は、土地が詰まって負けることがあったため追加したとのことです。《死の権威、リリアナ》で後でリアニメートしたい《スカラベの神》や《墓場波、ムルドローサ》を捨てることもできます。

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