『ドミナリア』環境の構築物の部族デッキです。
『ドミナリア』環境のデッキまとめページはこちら。
LSVによるデッキ解説動画はYouTubeで見ることができます。ただしリストは《アンティキティー戦争》や《領事の旗艦、スカイソブリン》が入っておらず《魔術遠眼鏡》をメインにいれていたりと若干異なります。
Pro Tour Dominaria Dech Tech: Green-Blue Karn with Luis Scott-Vargas
LSVの動画によるとこのデッキのコンセプトは「カーンの-3能力を最大に使えるデッキ」とのことです。
カーンを3ターン目に出すために、マナクリーチャーが5枚採用されています。
《獰猛器具》は歩行バリスタに+1/+1カウンターを乗せて1ドローまでできるカードで、《屑鉄さらい》が場に出ていれば墓地から《歩行バリスタ》を回収することもできます。

《霊気圏の収集艇》はアグロデッキが多いことを見越して4枚採用されており、時には《新緑の機械巨人》で《霊気圏の収集艇》に+1/+1カウンターを4個乗せてライフを一気に回復します。
Paulo Vitorによると「青緑カーンはいいデッキだけど、いくつか変更を加えたほうがよい」とのこと。
【6/8追記】
Channel FireballでMike Sigristがなぜこのデッキが失敗したかの記事を書いていました。テストプレイをしているときに仮想敵にしていたデッキの構成が古かったとのことです。
The Pitfalls of Pro Tour Dominaria By Mike Sigrist
以下、記事の抜粋&要約。
当初の想定では、赤単アグロや赤黒アグロ相手は有利で、序盤の脅威には対処でき、《再燃するフェニックス》は対処できないので《新緑の機械巨人》と《霊気圏の収集艇》でダメージレースをしかける想定でしたが、新しいリストでは《ボーマットの急使》などのこのデッキに対して強くないカードが入っていない構成になっていたとのことです。
また、コントロール相手には《屑鉄さらい》で《歩行バリスタ》を使いまわしたり、《造命師の動物記》でアドバンテージを稼ぐことで戦う想定でしたが、《奔流の機械巨人》が《残骸の漂着》を使いまわし、カウンターで守られながら5点パンチしてくる構成になっていることは想定していなかったようです。
黒緑《巻きつき蛇》を含む緑系のクリーチャーデッキは、こちらのサイズを上回ってくるためそもそも不利で、《バラルの巧技》で相手の盤面を更地にしたところに《ウルザの後継、カーン》を出せれば主導権の握れるとのことです。
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①場にカウンターが2個乗った《歩行バリスタ》、《鋳造所の検査官》、《金属ミミック》、《屑鉄さらい》、《祖神の使徒、テシャール》を用意します。
②《歩行バリスタ》で相手に1点、《金属ミミック》に1点を与える。
③《金属ミミック》の死亡で《屑鉄さらい》が誘発するので、《歩行バリスタ》を回収する。
④《歩行バリスタ》をX=1(《鋳造所の検査官》により0マナ)でキャストし、《祖神の使徒、テシャール》の能力で《金属ミミック》を戦場に戻す。《金属ミミック》が場に出ているので《歩行バリスタ》はカウンターが2つ乗った状態で出てくる。→①に戻る。
無限コンボなしでも長期戦を見据えた構成となっており、《改革派の地図》でテシャールの能力を誘発したり、《屑鉄さらい》で《歩行バリスタ》を戻したりできます。また、《ウルザの後継、カーン》も採用しています。
記事中には、MOで5-0していた《巻きつき蛇》も入り黒緑構築物のリストも掲載されています。
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以下、記事からの抜粋&要約。
構築物デッキは赤黒など他のアグロデッキに比べてゆっくりですが、緑を入れることでマナ加速要員として《ラノワールのエルフ》を採用し、他のアグロデッキのスピードを追いかけています。
また、《鋳造所の隊長》は不採用ですが、緑の巨大構築物である《新緑の機械巨人》が採用されています。特に+1/+1カウンターを乗せる点から《歩行バリスタ》とシナジーがあります。
構築物デッキは、各カード相互のシナジーに依存しているため、《冒険の衝動》や《光集めの鶴》で必要なカードを探してきます。
マリガンのキープ基準について、序盤にきちんと展開できるようマリガンを厳しめにすることになると書かれていました。
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- 青緑構築物 by Ivan Floch 6/8追記
- 白青構築物
- 青緑構築物
- 赤青構築物(別ページに飛びます)
『ドミナリア』環境のデッキまとめページはこちら。
青緑構築物
デッキリスト
GREEN-BLUE KARN by Ivan Floch | |
Lands
4 x 霊気拠点 4 x 植物の聖域 2 x 内陸の湾港 1 x 発明博覧会 7 x 森 3 x 島 2 x ハシェプのオアシス Creatures 4 x 歩行バリスタ 4 x ラノワールのエルフ 1 x 導路の召使い 4 x 屑鉄さらい 4 x 光集めの鶴 4 x 新緑の機械巨人 Spells 4 x ウルザの後継、カーン 2 x 獰猛器具 1 x 領事の旗艦、スカイソブリン 4 x 霊気圏の収集艇 2 x 改革派の地図 1 x アンティキティー戦争 |
Sideboard
3 x 造命師の動物記 2 x 打ち壊すブロントドン 2 x 緑地帯の暴れ者 2 x 金属の叱責 3 x バラルの巧技 1 x 否認 2 x 多面層の侍臣 |
解説
プロツアー・ドミナリアで青緑構築物最高の21点(7勝3敗)の成績だったIvan Flochのリストです。LSVによるデッキ解説動画はYouTubeで見ることができます。ただしリストは《アンティキティー戦争》や《領事の旗艦、スカイソブリン》が入っておらず《魔術遠眼鏡》をメインにいれていたりと若干異なります。
Pro Tour Dominaria Dech Tech: Green-Blue Karn with Luis Scott-Vargas
LSVの動画によるとこのデッキのコンセプトは「カーンの-3能力を最大に使えるデッキ」とのことです。
カーンを3ターン目に出すために、マナクリーチャーが5枚採用されています。
《獰猛器具》は歩行バリスタに+1/+1カウンターを乗せて1ドローまでできるカードで、《屑鉄さらい》が場に出ていれば墓地から《歩行バリスタ》を回収することもできます。

《霊気圏の収集艇》はアグロデッキが多いことを見越して4枚採用されており、時には《新緑の機械巨人》で《霊気圏の収集艇》に+1/+1カウンターを4個乗せてライフを一気に回復します。
Paulo Vitorによると「青緑カーンはいいデッキだけど、いくつか変更を加えたほうがよい」とのこと。
Some people are asking about the UG Constructs/Karn deck we played at the PT. I think it can be good, but you have to make some changes. Here's what I recommend: pic.twitter.com/AnU7ayAKLi
— Paulo Vitor (@PVDDR) 2018年6月5日
【6/8追記】
Channel FireballでMike Sigristがなぜこのデッキが失敗したかの記事を書いていました。テストプレイをしているときに仮想敵にしていたデッキの構成が古かったとのことです。
The Pitfalls of Pro Tour Dominaria By Mike Sigrist
以下、記事の抜粋&要約。
当初の想定では、赤単アグロや赤黒アグロ相手は有利で、序盤の脅威には対処でき、《再燃するフェニックス》は対処できないので《新緑の機械巨人》と《霊気圏の収集艇》でダメージレースをしかける想定でしたが、新しいリストでは《ボーマットの急使》などのこのデッキに対して強くないカードが入っていない構成になっていたとのことです。
また、コントロール相手には《屑鉄さらい》で《歩行バリスタ》を使いまわしたり、《造命師の動物記》でアドバンテージを稼ぐことで戦う想定でしたが、《奔流の機械巨人》が《残骸の漂着》を使いまわし、カウンターで守られながら5点パンチしてくる構成になっていることは想定していなかったようです。
黒緑《巻きつき蛇》を含む緑系のクリーチャーデッキは、こちらのサイズを上回ってくるためそもそも不利で、《バラルの巧技》で相手の盤面を更地にしたところに《ウルザの後継、カーン》を出せれば主導権の握れるとのことです。
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青白構築物
出典:Construct Tribal in Standard By Riley Knightデッキリスト
White-Blue Construct Tribal | |
Lands
1 x 屍肉あさりの地 4 x 廃墟の地 2 x 氷河の城砦 4 x ザルファーの虚空 1 x 発明博覧会 5 x 平地 5 x 島 Creatures 4 x 歩行バリスタ 2 x 商人の荷運び 4 x 光集めの鶴 4 x 金属ミミック 4 x 鋳造所の検査官 4 x 祖神の使徒、テシャール 4 x 屑鉄さらい Spells 4 x ウルザの後継、カーン 4 x 改革派の地図 2 x キランの真意号 1 x 領事の旗艦、スカイソブリン 1 x 排斥 |
Sideboard
2 x 領事の権限 4 x 否認 1 x 魔術遠眼鏡 1 x 霊気圏の収集艇 2 x 俗物の放棄 1 x 発明の領事、パディーム 2 x 燻蒸 2 x 封じ込め |
解説
Channel Fireballの記事で紹介されていた、テシャールを使った無限ダメージコンボを入れたリストです。①場にカウンターが2個乗った《歩行バリスタ》、《鋳造所の検査官》、《金属ミミック》、《屑鉄さらい》、《祖神の使徒、テシャール》を用意します。
②《歩行バリスタ》で相手に1点、《金属ミミック》に1点を与える。
③《金属ミミック》の死亡で《屑鉄さらい》が誘発するので、《歩行バリスタ》を回収する。
④《歩行バリスタ》をX=1(《鋳造所の検査官》により0マナ)でキャストし、《祖神の使徒、テシャール》の能力で《金属ミミック》を戦場に戻す。《金属ミミック》が場に出ているので《歩行バリスタ》はカウンターが2つ乗った状態で出てくる。→①に戻る。
無限コンボなしでも長期戦を見据えた構成となっており、《改革派の地図》でテシャールの能力を誘発したり、《屑鉄さらい》で《歩行バリスタ》を戻したりできます。また、《ウルザの後継、カーン》も採用しています。
記事中には、MOで5-0していた《巻きつき蛇》も入り黒緑構築物のリストも掲載されています。
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青緑構築物
出典:Video Daily Digest: Construct-ed Magic by ROSS MERRIAMデッキリスト
G/U Constructs by Mell0n | |
Lands
9 x 森 5 x 島 4 x 植物の聖域 1 x ハシェプのオアシス 4 x 内陸の湾港 Creatures 4 x 鋳造所の検査官 4 x 金属ミミック 3 x 屑鉄さらい 3 x 新緑の機械巨人 4 x 歩行バリスタ 4 x 光集めの鶴 4 x ラノワールのエルフ Spells 3 x ウルザの後継、カーン 3 x 金属の叱責 1 x 領事の旗艦、スカイソブリン 4 x 冒険の衝動 |
Sideboard
2 x 霊気圏の収集艇 1 x 造命師の動物記 2 x 打ち壊すブロントドン 2 x 霊気溶融 2 x 押し潰す梢 1 x 帰化 2 x 否認 1 x 呪文貫き 1 x 領事の旗艦、スカイソブリン 1 x 自然に仕える者、ニッサ |
解説
MOで5-0していた青緑の構築物デッキについて、SCGのデッキ紹介コーナーで紹介されていました。以下、記事からの抜粋&要約。
構築物デッキは赤黒など他のアグロデッキに比べてゆっくりですが、緑を入れることでマナ加速要員として《ラノワールのエルフ》を採用し、他のアグロデッキのスピードを追いかけています。
また、《鋳造所の隊長》は不採用ですが、緑の巨大構築物である《新緑の機械巨人》が採用されています。特に+1/+1カウンターを乗せる点から《歩行バリスタ》とシナジーがあります。
構築物デッキは、各カード相互のシナジーに依存しているため、《冒険の衝動》や《光集めの鶴》で必要なカードを探してきます。
マリガンのキープ基準について、序盤にきちんと展開できるようマリガンを厳しめにすることになると書かれていました。
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コメント
コメント一覧 (2)
赤系アグロを止めきれなかったという感じなのでしょうね。
遅いデッキ相手はそのうちパーツが揃うけど、速いデッキ相手にはその余裕がないので引き運に左右される部分が大きくなってしまうのかもしれません。