『ドミナリア』環境の機体デッキです。
『ドミナリア』環境のデッキまとめページはこちら。
Zan Syedと同じTeam Lotus BoxのメンバーであるJonathan Rosumも同じデッキ(サイドボードが1枚違う)でSCGオープン・バルチモアにおいて5位になっています。
以下でJonathan Rosumによる動画でのデッキ解説が公開されています。
W/B Aggro with Jonathan Rosum
動画によると、先週は青白コントロールを使っていたけれど、青白コントロールとそれに対するデッキが増えることを見越して、このデッキを選択したとのことです。
以下、解説動画からの抜粋&要約。
《悪意の騎士》は青白相手には「白からの呪禁」があるため《残骸の漂着》を撃たせることができるし、赤単相手には先制攻撃で大抵のクリーチャーを一方的に討ち取れるしと大活躍です。
《歩行バリスタ》が2枚だけ入っていますが、これは《模範的な造り手》のために2ターン目に出せるアーティファクトを増やすためと、マナが伸びたゲーム後半でも役に立つためです。
《試練に臨むギデオン》は同型対決用で、相手の《キランの真意号》を無効化してしまえば、こちらのプレインズウォーカーは落とされなくなるとのことです。
《ウルザの後継、カーン》はトークンを出す能力を連発します。サイドボード後にコントロール寄りにする場合にはドローするほうの能力を使います。
サイドボードについて、コントロール寄りにする場合には《模範的な造り手》や《屑鉄場のたかり屋》を抜いて除去を増やすのはマルドゥ機体と同じです。
《賞罰の天使》は、《黎明をもたらす者、ライラ》と一緒に出しておいたらライラの+1/+1修正を忘れて相手が《キランの真意号》でアタックしてきて自滅してくれた(笑)とのことです。
5/12追記
以下の記事でサイドボードガイドが掲載されています。
The Guide To W/B Aggro by COLLINS MULLEN
今後、黒緑《巻きつき蛇》などの緑系のデッキが増えてくるなら、全体除去を増やす必要があるとのことです。
5/31追記
グランプリ・バーミンガムでTOP16に入った方が、超大作のデッキ解説記事を書いていました。記事の一番下に、グランプリ使用版からアップデートしたリストが掲載されています。上記リストとはメインボードは同じでサイドボードが異なります。
White-black Vehicles strategic reflections from GP Birmingham
なぜこのデッキを選んだか。
・《べナリア史》、ギデオン、カーン、ライラといった強力でプロアクティヴな(相手の戦略に対応するのではなく、自分のやりたいことをやる)カードが採用できる。
・マナベースの安定した、かつてのマルドゥ機体。
・コントロールと赤系アグロに対して強い。緑単に対しては不利だが、緑単が増えればそれに対して強いコントロールや赤系アグロが隆盛する。
・サイドボード後にミッドレンジにように振る舞えるため、攻守ともに優れている。
とのことです。記事の一番下には、サイドボードガイドも掲載されています。
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《悪意の騎士》は、白からの呪禁により相手の《封じ込め》をかわすことができ、また対戦相手に限らずいずれかのプレイヤーが白いパーマネントをコントロールしていれば+1/+0修正なので、自分で《べナリア史》とか出しておけば3/2先制となり、多くのクリーチャーを一方的に打ち取れるようになります。
最近のリスト(MOPTQで2位のリスト)では、《歩行バリスタ》が2枚になって、代わりに《黎明をもたらす者、ライラ》2枚が追加され、さらに《試練に臨むギデオン》が1枚入っていたりします。また、《べナリアの軍司令》も不採用となり、土地と除去が増えています。
《べナリア史》は3ターン目に出しても《キランの真意号》に登場できないので相性が悪い説をどこかで読んだ記憶があるのですが、このデッキではそんなことを気にせず《キランの真意号》も《べナリア史》も4枚ずつ採用されています。
デッキ名の「Knight Rider(ナイトライダー)」(gatheringmagicの上記記事を書いた人が勝手に名付けた)は、喋る車が出てくる昔のアメリカのTVドラマ「Knight Rider」にかけています。
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『ドミナリア』環境のデッキまとめページはこちら。
- 白黒機体 5/31更新
- 白黒機体(べナリアの軍司令入り)
白黒機体
デッキリスト
W/B Aggro by Zan Syed | |
Lands
8 x 平地 3 x 沼 4 x 秘密の中庭 3 x イフニルの死界 4 x 孤立した礼拝堂 1 x 屍肉あさりの地 1 x シェフェトの砂丘 Creatures 4 x 悪意の騎士 4 x 屑鉄場のたかり屋 4 x 模範的な造り手 2 x 歩行バリスタ 2 x 黎明をもたらす者、ライラ Spells 2 x 試練に臨むギデオン 4 x ウルザの後継、カーン 3 x 致命的な一押し 1 x 飛行機械による束縛 2 x 排斥 4 x べナリア史 4 x キランの真意号 |
Sideboard
1 x 宝物の地図 2 x 賞罰の天使 1 x 残骸の漂着 2 x 大災厄 3 x 強迫 2 x 断片化 2 x 燻蒸 2 x 黄金の死 |
解説
5/6に開催されたSCGクラシック・バルチモアで1位になったリストです。Zan Syedと同じTeam Lotus BoxのメンバーであるJonathan Rosumも同じデッキ(サイドボードが1枚違う)でSCGオープン・バルチモアにおいて5位になっています。
以下でJonathan Rosumによる動画でのデッキ解説が公開されています。
W/B Aggro with Jonathan Rosum
動画によると、先週は青白コントロールを使っていたけれど、青白コントロールとそれに対するデッキが増えることを見越して、このデッキを選択したとのことです。
以下、解説動画からの抜粋&要約。
《悪意の騎士》は青白相手には「白からの呪禁」があるため《残骸の漂着》を撃たせることができるし、赤単相手には先制攻撃で大抵のクリーチャーを一方的に討ち取れるしと大活躍です。
《歩行バリスタ》が2枚だけ入っていますが、これは《模範的な造り手》のために2ターン目に出せるアーティファクトを増やすためと、マナが伸びたゲーム後半でも役に立つためです。
《試練に臨むギデオン》は同型対決用で、相手の《キランの真意号》を無効化してしまえば、こちらのプレインズウォーカーは落とされなくなるとのことです。
《ウルザの後継、カーン》はトークンを出す能力を連発します。サイドボード後にコントロール寄りにする場合にはドローするほうの能力を使います。
サイドボードについて、コントロール寄りにする場合には《模範的な造り手》や《屑鉄場のたかり屋》を抜いて除去を増やすのはマルドゥ機体と同じです。
《賞罰の天使》は、《黎明をもたらす者、ライラ》と一緒に出しておいたらライラの+1/+1修正を忘れて相手が《キランの真意号》でアタックしてきて自滅してくれた(笑)とのことです。
5/12追記
以下の記事でサイドボードガイドが掲載されています。
The Guide To W/B Aggro by COLLINS MULLEN
今後、黒緑《巻きつき蛇》などの緑系のデッキが増えてくるなら、全体除去を増やす必要があるとのことです。
5/31追記
グランプリ・バーミンガムでTOP16に入った方が、超大作のデッキ解説記事を書いていました。記事の一番下に、グランプリ使用版からアップデートしたリストが掲載されています。上記リストとはメインボードは同じでサイドボードが異なります。
White-black Vehicles strategic reflections from GP Birmingham
なぜこのデッキを選んだか。
・《べナリア史》、ギデオン、カーン、ライラといった強力でプロアクティヴな(相手の戦略に対応するのではなく、自分のやりたいことをやる)カードが採用できる。
・マナベースの安定した、かつてのマルドゥ機体。
・コントロールと赤系アグロに対して強い。緑単に対しては不利だが、緑単が増えればそれに対して強いコントロールや赤系アグロが隆盛する。
・サイドボード後にミッドレンジにように振る舞えるため、攻守ともに優れている。
とのことです。記事の一番下には、サイドボードガイドも掲載されています。
ドミナリア ・シングルカード通販
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白黒機体
出典:Standard Shakeup by Mike Likesデッキリスト
B/W Knight Rider by iron_maiden_2 | |
Lands
5 x 平地 1 x 霊気拠点 2 x シェフェトの砂丘 3 x 放棄された聖域 4 x 孤立した礼拝堂 4 x 秘密の中庭 4 x 産業の塔 Creatures 4 x べナリアの軍司令 4 x 悪意の騎士 4 x 屑鉄場のたかり屋 4 x 模範的な造り手 4 x 歩行バリスタ Spells 2 x ウルザの後継、カーン 2 x 喪心 2 x 致命的な一押し 1 x 排斥 4 x べナリア史 2 x 霊気圏の収集艇 4 x キランの真意号 |
Sideboard
1 x ウルザの後継、カーン 2 x 黎明をもたらす者、ライラ 2 x 喪心 2 x 致命的な一押し 2 x 黄金の死 3 x 強迫 2 x 排斥 1 x シェフェトの砂丘 |
解説
騎士+機体デッキ。《べナリアの軍司令》で全体を強化しつつ、さらに《べナリア史》の効果を高めるために《悪意の騎士》が投入されています。《悪意の騎士》は、白からの呪禁により相手の《封じ込め》をかわすことができ、また対戦相手に限らずいずれかのプレイヤーが白いパーマネントをコントロールしていれば+1/+0修正なので、自分で《べナリア史》とか出しておけば3/2先制となり、多くのクリーチャーを一方的に打ち取れるようになります。
最近のリスト(MOPTQで2位のリスト)では、《歩行バリスタ》が2枚になって、代わりに《黎明をもたらす者、ライラ》2枚が追加され、さらに《試練に臨むギデオン》が1枚入っていたりします。また、《べナリアの軍司令》も不採用となり、土地と除去が増えています。
《べナリア史》は3ターン目に出しても《キランの真意号》に登場できないので相性が悪い説をどこかで読んだ記憶があるのですが、このデッキではそんなことを気にせず《キランの真意号》も《べナリア史》も4枚ずつ採用されています。
デッキ名の「Knight Rider(ナイトライダー)」(gatheringmagicの上記記事を書いた人が勝手に名付けた)は、喋る車が出てくる昔のアメリカのTVドラマ「Knight Rider」にかけています。
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コメント
コメント一覧 (2)
リストは知らないですが、青緑は私の好きなカラーなので活躍してほしいところです。しかし多面層の侍臣もニッサも相手に使われると強いのに、自分で使うとあまり強くないので、私には使いこなせなそうです。
白黒は戦略の幅が広いので安定感がありますが、ここからどういうソリューションが生まれてくるのでしょうか。
生命の力ニッサ入りの青緑デッキなどに個人的には期待しています。