《首謀者の取得》からサイドボードにある欲しいカードを持ってきたりするコントロールデッキです。
ゲーム後半は《首謀者の収得》から《途方もない夢》を持ってきて、《途方もない夢》から墓地の除去や《首謀者の収得》を回収します。

また、《約束の刻》はマナ加速をしつつブロッカーとなるゾンビを出してくれるだけでなく、デッキに1枚だけ挿している《廃墟の地》などの各種特殊地形を引っ張ってくる役割もあり、土地コントロール的な動きをします。
『イクサランの相克』環境のスタンダードまとめページはこちら。
当初のリストでAli自身が微妙といっていたアングラスがリストラされて、メインがアブザンカラーになりました。また、クリーチャーについては《豪華の王、ゴンティ》がサイドボード行きになり、《殺戮の暴君》2枚がメインからの採用となっています。
メインとサイドに合わせて2枚の《不敬の行進》が採用されており、これは《熱烈の神、ハゾレト》や《スカラベの神》対策になるだけでなく、永遠持ちクリーチャーが8枚も入っている赤緑アグロに対して恒久的に使える追放除去が必要だったためです。
勝ち手段としては、《殺戮の暴君》やサイドボードの《副陽の接近》、《原初の災厄、ザカマ》等がありますが、対青黒コントロールを意識して《殺戮の暴君》がメインデッキに採用されています。
サイドボードについては、メタゲームに合わせて毎週変えてくださいとのこと。
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Ali Aintraziといえば、《約束の刻》には《征服者のガレオン船》を入れてるイメージがあったのですが、今回はガチだからなのか《征服者のガレオン船》は不採用です。
→サイドボードにいました。見落としてました。すみません。
また、手札の入れ替えよりもライフ回復が重要と判断したのか《アゾールの門口》は不採用で、代わりに《楽園の贈り物》が採用されています。
《アゾールの門口》ではなく《楽園の贈り物》にしたことで序盤からマナ加速していけるため、《バントゥ最後の算段》ではなく《原初の死、テジマク》が使いやすくなっているのかなと思います。
【2/25追記】
Gatheringmagic.comでAli Aintrazi本人がこのデッキの解説記事を書いていました。
AliのTwitterによると、グランプリ・メンフィス2018の1日目で、このデッキを使用した人が7-1したとのこと。
以下、記事からの抜粋&要約。
このデッキのティップス。
・ゾンビは何かと働いてくれるので、《約束の刻》からゾンビが出てくる状況かは常に意識しておく。
・ゲーム後半に《約束の刻》で土地を持ってくるときは、サイクリングがついていない土地を持ってくる。サイクリング土地は引いても手札を入れ替えることができるから。
・《橋上の戦い》は破壊不能クリーチャーを倒して大量にライフゲインすることができるが、4ターン目に《魔学コンパス》を出してX=2で撃つ使い方も十分強い。
・ザカマで大量にライフゲインしたいときなどに、《大瀑布》で特定の色マナを大量に出す能力が役に立つ。
・《大瀑布》は破壊不能なので、相手が《廃墟の地》を入れていたら《大瀑布》に《楽園の贈り物》をエンチャントする手もある。
・このデッキでベストなのは2T《魔学コンパス》、3T《楽園の贈り物》、4T《約束の刻》で、ゾンビトークンが出て、《魔学コンパス》も反転する動き。
・1本目から《首謀者の収得》で《失われた遺産》を持てきて《副陽の接近》を倒せるのを忘れずに。
赤タッチはマナベース的にあまりよくなかったようで、記事中にはスゥルタイバージョンとアブザンバージョンのリストも掲載されています。
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盤面を制圧した後は、《秘宝探究者、ヴラスカ》でじわじわトドメを刺すか、サイドボードの《サンドワームの収斂》でトドメをさします。
《途方もない夢》を唱えるためには大量のマナが必要ですが、そのために《約束の刻》と《アゾールの門口》が3枚採用されています。ちなみに、TwichでMOの配信を見ていたら相手がこのデッキだったのですが、《アゾールの門口》が反転する気配がありませんでした。
【2/8追記】
案の定、Channel FireballでEric Froehlichが記事にしていました。
Deck of the Day: G/B Azor’s Gateway
記事のコメント欄がもりあがっており、気になったコメントをピックアップしてみました。
・このデッキの製作者はすでに改良版を作っており、《霰炎の責め苦》を採用している。
・MOでこのリストを回してみたけど、クリーチャーに対処するのに苦労した。
とのこと。
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ゲーム後半は《首謀者の収得》から《途方もない夢》を持ってきて、《途方もない夢》から墓地の除去や《首謀者の収得》を回収します。

また、《約束の刻》はマナ加速をしつつブロッカーとなるゾンビを出してくれるだけでなく、デッキに1枚だけ挿している《廃墟の地》などの各種特殊地形を引っ張ってくる役割もあり、土地コントロール的な動きをします。
- アブザン・首謀者の収得コントロール by Ali Aintrazi 3/27追加
- アブザン・首謀者の収得コントロール by Ali Aintrazi 3/3追加
- 4色・首謀者の収得コントロール by Ali Aintrazi 2/25解説追加
- 黒緑・首謀者の収得コントロール
『イクサランの相克』環境のスタンダードまとめページはこちら。
アブザン・首謀者の収得
出典:Sideboarding with Mastermind Rampデッキリスト
Mastermind Ramp by Ali Aintrazi | |
Lands
1 x 平地 2 x 森 4 x 沼 1 x オラーズカの拱門 1 x 大瀑布 1 x 廃墟の地 1 x 屍肉あさりの地 2 x 栄光の砂漠 2 x 不屈の砂漠 2 x 進化する未開地 2 x ハシェプのオアシス 3 x イフニルの死界 4 x 花盛りの湿地 Creatures 2 x 殺戮の暴君 Spells 1 x 秘宝探究者、ヴラスカ 2 x 渇望の時 4 x 致命的な一押し 4 x ヴラスカの侮辱 3 x 橋上の戦い 3 x 首謀者の収得 4 x 大災厄 4 x 約束の刻 1 x 不敬の行進 4 x 楽園の贈り物 2 x 魔学コンパス |
Sideboard
2 x 副陽の接近 1 x 豪華の王、ゴンティ 2 x アルゲールの断血 1 x 原初の災厄、ザカマ 1 x 不敬の行進 1 x 失われた遺産 2 x 帰化 2 x 強迫 1 x 破滅の刻 2 x 途方もない夢 |
解説
Ali AintraziがSCG Classicで3位入賞したデッキの本人による改良版です。元記事にはサイドボードガイドも掲載されています。当初のリストでAli自身が微妙といっていたアングラスがリストラされて、メインがアブザンカラーになりました。また、クリーチャーについては《豪華の王、ゴンティ》がサイドボード行きになり、《殺戮の暴君》2枚がメインからの採用となっています。
メインとサイドに合わせて2枚の《不敬の行進》が採用されており、これは《熱烈の神、ハゾレト》や《スカラベの神》対策になるだけでなく、永遠持ちクリーチャーが8枚も入っている赤緑アグロに対して恒久的に使える追放除去が必要だったためです。
勝ち手段としては、《殺戮の暴君》やサイドボードの《副陽の接近》、《原初の災厄、ザカマ》等がありますが、対青黒コントロールを意識して《殺戮の暴君》がメインデッキに採用されています。
サイドボードについては、メタゲームに合わせて毎週変えてくださいとのこと。
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4色・首謀者の収得
出典:FIVE-COLOR RAMPデッキリスト
Four-Color Control by Ali Aintrazi | |
Lands
1 x 森 3 x 沼 1 x オラーズカの拱門 4 x 花盛りの湿地 3 x 泥濘の峡谷 1 x 大瀑布 4 x 栄光の砂漠 1 x 竜髑髏の山頂 1 x 廃墟の地 1 x ハシェプのオアシス 4 x イフニルの死界 1 x 屍肉あさりの地 Creatures 2 x 豪華の王、ゴンティ 1 x 原初の死、テジマク Spells 1 x 秘宝探究者、ヴラスカ 1 x 炎鎖のアングラス 2 x 魔学コンパス 4 x 楽園の贈り物 4 x 致命的な一押し 2 x 渇望の時 4 x ヴラスカの侮辱 1 x アルゲールの断血 2 x 橋上の戦い 4 x 大災厄 4 x 約束の刻 2 x 首謀者の収得 1 x 不帰+回帰 |
Sideboard
1 x 征服者のガレオン船 1 x 沈黙の墓石 1 x 殺戮の暴君 1 x 渇望の時 3 x 帰化 1 x 王神、ニコル・ボーラス 1 x 原初の災厄、ザカマ 3 x 強迫 1 x 失われた遺産 1 x 途方もない夢 1 x ヤヘンニの巧技 |
解説
新デッキを考えるたびに《約束の刻》を使っている印象のあるAli Aintraziさんが、2/18に開催されたSCG Classicで3位入賞していました。→サイドボードにいました。見落としてました。すみません。
また、手札の入れ替えよりもライフ回復が重要と判断したのか《アゾールの門口》は不採用で、代わりに《楽園の贈り物》が採用されています。
《アゾールの門口》ではなく《楽園の贈り物》にしたことで序盤からマナ加速していけるため、《バントゥ最後の算段》ではなく《原初の死、テジマク》が使いやすくなっているのかなと思います。
【2/25追記】
Gatheringmagic.comでAli Aintrazi本人がこのデッキの解説記事を書いていました。
AliのTwitterによると、グランプリ・メンフィス2018の1日目で、このデッキを使用した人が7-1したとのこと。
以下、記事からの抜粋&要約。
このデッキのティップス。
・ゾンビは何かと働いてくれるので、《約束の刻》からゾンビが出てくる状況かは常に意識しておく。
・ゲーム後半に《約束の刻》で土地を持ってくるときは、サイクリングがついていない土地を持ってくる。サイクリング土地は引いても手札を入れ替えることができるから。
・《橋上の戦い》は破壊不能クリーチャーを倒して大量にライフゲインすることができるが、4ターン目に《魔学コンパス》を出してX=2で撃つ使い方も十分強い。
・ザカマで大量にライフゲインしたいときなどに、《大瀑布》で特定の色マナを大量に出す能力が役に立つ。
・《大瀑布》は破壊不能なので、相手が《廃墟の地》を入れていたら《大瀑布》に《楽園の贈り物》をエンチャントする手もある。
・このデッキでベストなのは2T《魔学コンパス》、3T《楽園の贈り物》、4T《約束の刻》で、ゾンビトークンが出て、《魔学コンパス》も反転する動き。
・1本目から《首謀者の収得》で《失われた遺産》を持てきて《副陽の接近》を倒せるのを忘れずに。
赤タッチはマナベース的にあまりよくなかったようで、記事中にはスゥルタイバージョンとアブザンバージョンのリストも掲載されています。
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黒緑・首謀者の収得
デッキリスト
BG by musasabi | |
Lands
1 x オラーズカの拱門 4 x 花盛りの湿地 4 x 栄光の砂漠 2 x 不屈の砂漠 2 x 廃墟の地 2 x 森 4 x イフニルの死海 2 x 屍肉あさりの地 5 x 沼 Creatures 1 x 豪華の王、ゴンティ Spells 2 x 秘宝探究者、ヴラスカ 2 x 橋上の戦い 3 x 強迫 4 x 致命的な一押し 3 x 渇望の時 1 x バントゥ最後の算段 4 x 大災厄 2 x 首謀者の収得 3 x ヴラスカの侮辱 1 x ヤヘンニの巧技 4 x 約束の刻 1 x 不帰+回帰 3 x アゾールの門口 |
Sideboard
1 x 強迫 1 x 途方もない夢 2 x アルゲールの断血 3 x 才気ある霊基体 3 x 帰化 1 x 失われた遺産 1 x 豪華の王、ゴンティ 1 x ヤヘンニの巧技 1 x 高木背の踏みつけ 1 x サンドワームの収斂 |
解説
MOで5-0していたリストになります。その昔あった《過ぎ去った季節》コントロールに近しいデッキなのかと思われます。盤面を制圧した後は、《秘宝探究者、ヴラスカ》でじわじわトドメを刺すか、サイドボードの《サンドワームの収斂》でトドメをさします。
《途方もない夢》を唱えるためには大量のマナが必要ですが、そのために《約束の刻》と《アゾールの門口》が3枚採用されています。ちなみに、TwichでMOの配信を見ていたら相手がこのデッキだったのですが、《アゾールの門口》が反転する気配がありませんでした。
【2/8追記】
案の定、Channel FireballでEric Froehlichが記事にしていました。
Deck of the Day: G/B Azor’s Gateway
記事のコメント欄がもりあがっており、気になったコメントをピックアップしてみました。
・このデッキの製作者はすでに改良版を作っており、《霰炎の責め苦》を採用している。
・MOでこのリストを回してみたけど、クリーチャーに対処するのに苦労した。
とのこと。
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