『イクサランの相克』ストーリー2話「太陽の向こう側」と3話「調停者、不和を撒く」が公開されました。2話は先週公開されたのですが、つまらなかったので放置していました。

以下、読むのが面倒な人向けの要約と感想。ネタバレあり。


ファートリ&アングラス

2話「太陽の向こう側」では、不滅の太陽を手にいれてイクサランを脱出したいアングラスと、戦場詩人の称号を得るために不滅の太陽が欲しいファートリは行動を共にします。

オラーズカに行く道中にあった神殿から聖エレンダが現れます。アングラスは聖エレンダを無視して早く不滅の太陽のところに行きたいのに、ファートリは聖エレンダに絡み続け、アングラスだけでなく読者もイラつかせます

聖エレンダはどこかに飛んで行ってしまったので、ファートリもオラーズカを目指して移動を再開します。

「アングラス、無礼で度し難く苛立たしいアングラスが、自分よりも先に辿り着こうとしていた。 そしてファートリはそれを許すつもりはなかった。」

2話のタイトルになっている「太陽の向こう側」は、ファートリが子供の頃に太陽帝国の物語を語る神官に対して「太陽の向こうには何があるんですか?」と聞いて神官を苛立たせていた昔話しに由来します。

3話で二人はオラーズカにたどり着きます。オラーズカに着いたとたん、突然恐竜を呼び出してアングラスを踏みつけて拘束させるファートリ。その辺からゴソゴソと出てくるティシャーナ。

「では、私たちの合意については?」 ファートリは変わらぬ口調で尋ねた。
ティシャーナはかぶりを振った。「一族を集めていました。合意は持続しています。


イクサランの最終話あたりでティシャーナとは仲違いしたと思いきや、再びファートリはティシャーナと同盟を組みだしました。読者のファートリに対する好感度は下がったのではないでしょうか。

ティシャーナとファートリがオラーズカの大通りを進んでいると、空からマーフォークが降ってきました。1話でヴォーナとマーブレン・フェインにボコボコにされて窓から捨てられたクメーナです。生きてました。

その後、ティシャーナ、ファートリは不滅の太陽までたどり着き、ヴォーナとマーブレン・フェインに対峙します。そこに、押さえつけていた恐竜を殺してやってきたアングラス、喧嘩腰号の海賊ゴブリン「短パン」とセイレーン(名前忘れた)もやってきました。

みんなで床に埋まっている不滅の太陽のあたりでにらみ合いをしていたところ、床が崩れて話は続きます。

ヴラスカ&ジェイス

ファートリが不滅の太陽にたどり着いたころ、二人はまだオラーズカの外をうろついてました。

その後、迷路があり、それを抜けた先にはラヴニカのギルド「アゾリウス」の創始者、アゾールがいました。

アゾールに二人が対面したところで2話はおわり。

3話では、アゾールがペラペラといろんなことを語りだします。千年もイクサランにいたらしいので、話したくなる気持ちは理解できます。
不滅の太陽はニコル・ボーラスを閉じ込めるために作った。アゾールには相方がいて、それがニコル・ボーラスをイクサランに誘導する手はずだったが、それはイクサランに来なかった。それに何があったかは不明(ウギン?)
・アゾールは「全多元宇宙における法の管理者兼調停者として、より善きことへと従事するのが我が義務であった」とのことで、ラヴニカにギルドを作ったり、イクサランで不滅の太陽を吸血鬼や太陽帝国に渡してみたりしていた。

最終的にはラヴニカやイクサランを荒らしただけの自分勝手なアゾールにキレたジェイスがアゾールを洗脳して成敗しました。アゾールは意外とあっさりやられました。

「貴方は、役立たず島の主にして管理人となります。今後その島から離れることと、定命の文明へと干渉することを禁じます。ここに不滅の太陽を置いて去るように。ギルドパクトの体現者として、命じます」

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