Channel FireballでPaulo Vitor Damo da Rosaがプレイングについてのためになる記事を書いていました。

PV’s Rule By Paulo Vitor Damo da Rosa


四角の中は引用&要約です。

プレイヤー2が2枚目の沼をセットして2マナ2/2の《無情な死者》をプレイしてターン終了。
プレイヤー1は後手1ターン目に《損魂魔道士》をプレイしており、2枚目の山をセット。

プレイヤー1の手札に呪文が1枚もなかった場合、1点ダメージのためにブラフでアタックするべきか

ネットの掲示板でスレを立ててみたが、誰も正しい答えを回答できていなかった。

この場合、プレイヤー1は手札が何であれアタックするべきではない。たとえ《ショック》があったとしても 。対戦相手はブロックしなくてはならないのだ。


ではなぜ対戦相手はブロックしなくてはならないのか。それがこの記事で話したいことだ。

相変わらずPVの記事は読みやすく、出だしから続きが読みたくなるような文章になっています。

PV’s Rule #1

もしプレイヤー2がブロックした場合、プレイヤー1は本体に《ショック》を撃ち、《無情な死者》は《損魂魔道士》に討ち取られる。これは避けたい結果だが、避けることができないのだ。

プレイヤー2がブロックした場合、プレイヤー1には以下の1つ目の選択肢しかないが、ブロックしなかった場合には以下の2つ目の選択肢が生まれる。
・《ショック》を撃って、《無情な死者》は死亡し、プレイヤー2は2点のダメージを受ける。
・《ショック》は撃たず《損魂魔道士》は1点ダメージのみ与える。その後、例えば《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ》をプレイする。

定量的に表すと、選択肢1が相手にとって「7」の結果をもたらし、選択肢2は相手にも選択肢があって「3」、「7」または「8」の結果を相手にもたらすとしたとき、相手の結果が「7」となる選択肢を受け入れるべき。それ以上はどうすることもできない。「3」となる選択肢を相手が選ぶことはない。

元の記事には上記のような具体例が他にも2ほど記載されていました。要するに、相手が自分にとって都合のいい選択をしてくれると「勝手読み」して相手に選択肢を与えるのではなく、相手に選択を強制するようなプレイングをしましょうということでした。

これは分かっていても、意識していないとついやってしまいそうです。

The Next Level

対戦相手がこちらに選択肢をあえて与えてきた場合、私は警戒する。

例えば、自分が上手いプレイヤーと対戦していて、こちらが《無私の霊魂》と《異端聖戦士、サリア》をコントロールしているときに、相手が《異端聖戦士、サリア》に《稲妻》を撃ってきた場合。
これは、選択肢を与えるほうが相手にとって得だからで、あなたは相手が得する方の選択をしないようにすべきである。

先ほどの「相手には選択肢を与えない」というフレーズはたまに聞く話ですが、今度はあえて選択肢を与える場合の話のようです。

PV’s Rule #2

上記のように相手がプレイしてきた可能性の1つとしては、単に正しいプレイをしていないだけの場合。

グランプリやプロツアーであれば、私は《無私の霊魂》を対象にとるが、プレリリースであれば相手が《無私の霊魂》を忘れていることを期待して《異端聖戦士、サリア》を対象にとるだろう。

対応を決める際には、誰がどのような情報を知っているか考える必要がある。あなたの手札に《異端聖戦士、サリア》が複数枚あって手札が腐っており、相手が次にクリーチャーをアンタップインしてきても負けないと考えるなら、《異端聖戦士、サリア》をそのまま死亡させればよい。

しかし、手札破壊呪文を撃たれている等で相手がこちらの手札に《異端聖戦士、サリア》が腐っていることを知っているのであれば、《無私の霊魂》を生贄に捧げるべきである。相手が知らない情報が選択肢に影響するということを忘れずに。

要するに、「基本的には相手に選択肢を与えない。しかし、それが勝つための唯一の望みなのであれば相手に選択肢を与えるしかない。」とのことでした。

言われれば分かりますが、こういった判断をとっさにできるようになるためには、将棋や囲碁で定石を覚えるような感じで練習が必要なのかなと思います。

同じような話が先日、晴れる屋で記事になっています。こちらも合わせて読むとよいと思います。
レベルプロへの道 ~その2・不屈の随員問題とその限界~ by 浦瀬 亮佑

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