Channel FireballでPaulo Vitor Damo da Rosaが「How to Play 5 of Standard’s Most Common Situations」という興味深い記事を書いていました。




自分が後手で、相手が2マナクリーチャーを展開してきた。

自分の手札には《削剥》と2マナクリーチャー。除去するべきか、クリーチャーを出すべきか。

除去する。
先手の時はどんどん攻めていきたいので、逆に後手の時は相手がそうするのを阻止する。
《牙長獣の仔》、《導路の召使い》、エネルギーが溜まっている時の《光袖会の収集者》は除去する。《巻きつき蛇》(次に出てきて困るのがデッキに2枚のリシュカーしかいない)やエネルギーが1個しかない時の《光袖会の収集者》は除去よりも自分の2マナクリーチャーを展開することを優先する。

《検閲》をケアしてプレイするべきか

土地が少なめのハンドの時、ケアしない。
相手の《検閲》や《本質の散乱》といった対策カードには限りがあるので、《牙長獣の仔》からどんどんプレイしていき、《逆毛ハイドラ》や《スカラベの神》を通す。

土地が多めのハンドの時、例えば《牙長獣の仔》と《逆毛ハイドラ》以外土地、はこれらに対処されたら何もできなくなってしまうため検閲をケアしてプレイする。

私は《副陽の接近》をよく使っていたのですが、相手が《検閲》をケアしてきたら土地が多めのハンドだと思えばいいわけですね。なるほど。

どの1マナクリーチャーを最初にプレイするべきか

・自分がラムナプ・レッドであれば《損魂魔道士》よりも《ボーマットの急使》
・自分がマルドゥ機体であれば《ボーマットの急使》よりも《模範的な造り手》
・自分が黒単アグロであれば、先手で相手が1ターン目にブロッカーを出したり1マナ除去を撃ってこないと分かっている場合のみ《夜市の見張り》を出す(すぐに除去されそうなら、後半に搭乗して1点ドレインするのにとっておく)。相手が1/1のブロッカーを出してくるのであれば、タフネスが2ある《敵意ある征服者》を出す。そうでなければ、2/1の《戦慄の放浪者》を出す。

《導路の召使い》と《牙長獣の仔》はどちらを先に出すか

・青白系や緑白系といったすぐに《牙長獣の仔》を除去してこない相手の場合、どんどん攻めて行くために《牙長獣の仔》を先に出す。
・《蓄霊稲妻》や《致命的な一押し》ですぐに除去されそうな時は《導路の召使い》を先に出す。
・相手が2点火力や3点火力を撃ってくる時や、《牙長獣の仔》を3/3にしても突破できない相手の時は先に《導路の召使い》を出してエネルギーを貯める。この場合、3ターン目《反逆の先導者、チャンドラ》を出すのも良い。

エネルギーを《牙長獣の仔》に使うか貯めておくか

《牙長獣の仔》に使うのは優先度最低。
優先順位は、マナ(《霊気拠点》《導路の召使い》)→スペル(《慮外な押収》《貯霊稲妻》)→《逆毛ハイドラ》→《つむじ風の巨匠》→《牙長獣の仔》の順番。
例えばラムナプ・レッドを相手にしている時、《牙長獣の仔》が2体いてエネルギーを残してあれば、相手が火力を撃ってきた方をパンプして守ることができる。

私は《牙長獣の仔》にすぐに使ってしまっていたのですが、どうやらプレイングが間違っていたようです。。。

How to系の記事は大抵スタンダードに限ってはいないためスタン民の私にはピンとこないことが多いのですが、この記事はスタンダードに限定して書いてあるのでスタン民の私には状況が分かり易かったです。

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