仲間と集まってアーチエネミー ニコル・ボーラスの計略カードを使った魔王戦で遊んでみました。
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魔王戦とは

魔王戦とは、ポイントだけかいつまむと以下のようなルールです。
・「魔王」(1人チーム)と「勇者チーム」に分かれる。
・魔王の初期ライフは40点&先行ドローあり。
・「魔王」には20枚の計略カードからなる「計略デッキ」があり、第1メインフェイズ開始時に計略カードを実行中する。

計略カードの効果は例えばこんな感じです。通常のMTGのカードの倍のサイズの大判カードになります(統率者に入っているのと同じサイズ)。
あなたがこの計略を実行中にしたとき、各対戦相手はそれぞれ自分がコントロールしているクリーチャー1体を選び、残りを生け贄に捧げる。
No+One+Will+Hear+Your+Cries


また、計略カードは以下に日本語訳が掲載されています。
『Archenemy: Nicol Bolas』 計略カード日本語対訳リスト
アーチエネミー・カードリスト ※
※こちらは、「アーチエネミー ニコル・ボーラス」とは別のアーチエネミー製品に付属する計略カード。


デッキ

魔王戦用に組んでみたデッキは以下のとおり。使用カードはイクサラン環境のスタンダードに準拠しています。

Grixis Hailfire
Lands
7 x 島
4 x 山
4 x 霊気拠点
3 x 泥濘の峡谷
3 x 水没した地下墓地
1 x 異臭の池
4 x 尖塔断の運河

Spells
2 x 原初の呪物
2 x 削剥
4 x 蓄霊稲妻
3 x 破滅の刻
1 x 不許可
1 x 本質の散乱
3 x 天才の片鱗
1 x ヒエログリフの輝き
3 x 選択
1 x 明日からの引き寄せ
2 x 至高の意思
1 x アズカンタの探索
2 x ヴラスカの侮辱
1 x 失われた遺産
2 x 王神、ニコル・ボーラス
3 x 木端+微塵
2 x 霰炎の責め苦

複数人を相手にするので、対戦相手全員に効果があるカードを検索したところ《微塵》と《霰炎の責め苦》があったので、この2枚で勝ちに行くデッキにしました。

あわよくば《原初の呪物》でコピーして、一発で勝負を決めることを狙っています。「アーチエネミー ニコル・ボーラス」では3/3のホラートークンを生成する計略カードが多いので、《削剥》はそちらに打ってもらって、相手がそろそろアーティファクトを壊せなくなったかなと思ったら《原初の呪物》を出します。

《王神、ニコル・ボーラス》は、「アーチエネミー ニコル・ボーラス」の計略カードを使うのでオシャレ枠で入れてみたのですが、3対1の戦いでオシャレカードを出している余裕はなく、手札で腐っていました。次回からは1枚(0枚でいいけど1枚はオシャレ枠続投)に減らそうと思います。代わりに《破滅の刻》の神々を入れてみようかと思います。

《破滅の刻》は構築だと採用枚数は2〜3枚ですが、魔王戦では相手が3人いるためプレインズ・ウォーカーやクリーチャーが1ターンの間にまとめて出てくるので、盤面をひっくり返す為に4枚入れても良かったかもしれません。「アーチエネミー ニコル・ボーラス」にはプレインズ・ウォーカーを破壊する計略カードがないため、なおさらプレインズウォーカーにもダメージを与えられる《破滅の刻》は重要です。

《失われた遺産》は、《副陽の接近》を警戒して1枚だけ入れています。

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魔王戦所感

計略カードの存在によって魔王側が圧倒的に強いかと思いきや、そんなこともありませんでした。

特に勇者側にカウンターを握りしめたコントロールがいると、魔王側の全体除去が通らなくなったりするため、魔王側が不利です。

逆に、勇者側がクリーチャーデッキ3人になってしまうと、魔王側は全体除去と計略カードでクリーチャーをどんどん捌けるので、魔王側が有利になってしまいます。

ということで、自分たちでデッキを組むとなかなか魔王と勇者でバランスを取るのが難しいフォーマットのように感じました。まずは公式製品の構築済デッキで遊んでみるのが良いかもしれません。

調べてみたところ、 Archenemy Nicol Bolasを買うなら「あみあみ」が安かったです。
Archenemy Nicol Bolas(あみあみ)

ちなみに、モダンのデッキでも魔王戦をやってみたのですが、持ち寄ったデッキの中では《罠の橋》4枚を投入した8Rackが魔王になった時が一番強かったです。手札破壊は通常はプレイヤー1人を対象にするので魔王戦では弱いかと重きや、《小悪疫》《金切り声の苦悶》《ヴェールのリリアナ》は全員に対して効果があるため、全員まとめて手札がなくなって《拷問台》や《金切り声の苦悶》で数ターンで削られます。

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