ネットで見つけた《奇怪なドレイク》を使ったデッキのリストと解説の概要を紹介しています。詳細は元記事をご参照ください。
イクサラン環境のスタンダードデッキまとめはこちら。
プロツアーイクサランのDeckTechのコーナーで本人による解説がされています。
解説動画はこちら。
晴れる屋の記事で本人による解説とデッキリストが公開されていました。
Deck Tech: マルク・トビアシュの「ドレイクグロウン」 -稀代のデッキビルダーによる、奇怪な変化-
WizardsがプロツアーのDeck Techで勝手につけた名前はティムール・謎変化でしたが、どうやら本人によると「ドレイクグロウン」のようです。
《謎変化》をクリーチャー化するために唱えたスペルが、《奇怪なドレイク》を強化します。
ティムール、ラムナム・レッド、トークンといったトップメタのデッキが飛行クリーチャーに対して強くないとの考えから、《謎変化》と《奇怪なドレイク》で空から殴りきるこのデッキを選択したとのことです。
《奇怪なドレイク》は3マナでタフネス4のため、《致命的な一押し》や《稲妻の一撃》に耐性があります。また、《謎変化》はエンチャントのため、《燻蒸》や《本質の散乱》に耐性があります。
上記2枚だけであれば赤青でも組めますが、それだけだとクリーチャーが少ないため、《牙長獣の仔》と《ならず者の精製屋》を追加しているのがこのデッキの特徴的なところです。サイドボードは不明ですが、《つむじ風の巨匠》もラムナプ・レッド対策で採用されているかもしれません。
《牙長獣の仔》と《ならず者の精製屋》はどちらも放置できないクリーチャーのため、これらのクリーチャーに除去を打たせたところで《奇怪なドレイク》を出し、相手の残り少なくなった除去を《顕在的防御》で弾きます。
スペルについては、毎ターン《謎変化》をクリーチャー化できるよう、1マナのスペルが多く搭載されています。2ターン目《謎変化》、3ターン目に1マナスペルを唱えて《謎変化》でアタック、残りの2マナで《航路の作成》といった動きになります。
ティムール・エネルギーが《つむじ風の巨匠》の飛行機械トークンでチャンプブロックしてくる状況においては、《突破》でトランプを付与ルして押し込みます。
《突破》はカードを1枚引けるキャントリップ呪文のため、盤面によってはトドメまで温存せず、さっさと使ってしまってよいと思います。
《蓄霊稲妻》が4枚採用されているのは、飛行を持っている《栄光をもたらすもの》を倒すためになります。
《反逆の先導者、チャンドラ》は《謎変化》と相性の良いカードで、《謎変化》をクリーチャー化しつつ、マイナス能力の4点なり、プラス能力でマナを出してからの火力なりで盤面に触ることができます。
スポンサードリンク
Budget Magic: $100 (61 tix) Temur Miracle Grow (Standard)
元の記事では、カラデシュのファストランドを廃止したさらに安いバージョンと、『アズカンタの探索』を採用した安くないバージョンのリストも公開されています。
『損魂魔道士』は恒常的に+1/+1カウンターが乗るようなクリーチャーではないですが、1ターン目からクリーチャーを展開してアグレッシブに攻めていくために採用されています。
スポンサードリンク
6体しかいないフィニッシャーは『送還』『潜水』『呪文貫き』で守り抜きます。
『遵法長、バラル』は単に呪文を少ないマナで唱えられるだけでなく、マナを払わずにルーティング能力を使えるため『奇怪なドレイク』と相性が良いカードとなっています。
『謎めいた海蛇』が飛行やトランプルを持っていないため、『暴力の激励』も採用していいかもしれません。
このデッキの素晴らしいところは、『尖塔断の運河』以外はほとんどがコモンとアンコモンなのでデッキが安いところです。バラルもオンラインだと200円未満で買えるようです。
「MOで何かデッキを組んでみたいんだけど、高いのはちょっと。。」という私みたいな人間にはちょうど良いデッキだと思います。
スポンサードリンク
イクサラン環境のスタンダードデッキまとめはこちら。
- ティムール・謎変化 11/6サイドボード追記
- ティムール・ミラクルグロウ
- 赤青ドレイク
ティムール・謎変化
プロツアーイクサランのデッキテックで紹介されていたMarc Tobiaschが使用したデッキになります。プロツアーイクサランのDeckTechのコーナーで本人による解説がされています。
解説動画はこちら。
晴れる屋の記事で本人による解説とデッキリストが公開されていました。
Deck Tech: マルク・トビアシュの「ドレイクグロウン」 -稀代のデッキビルダーによる、奇怪な変化-
WizardsがプロツアーのDeck Techで勝手につけた名前はティムール・謎変化でしたが、どうやら本人によると「ドレイクグロウン」のようです。
デッキリスト
ドレイクグロウン by Marc Tobiasch | |
Lands
4 x 霊気拠点 4 x 植物の聖域 2 x 森 1 x 島 1 x 山 1 x 根縛りの岩山 4 x 尖塔断の運河 Creatures 4 x 牙長獣の仔 4 x ならず者の精製屋 4 x 奇怪なドレイク Spells 2 x 反逆の先導者、チャンドラ 4 x 霊気との調和 2 x 顕在的防御 2 x 突破 4 x 選択 2 x ショック 3 x 航路の作成 4 x 蓄霊稲妻 4 x 稲妻の一撃 4 x 謎変化 |
Sideboard
3 x 否認 2 x 多面層の侍臣 2 x 呪文貫き 2 x チャンドラの敗北 2 x 削剥 2 x 焼けつく双陽 1 x 至高の意思 1 x 慮外な押収 |
解説
クリーチャーではない呪文を唱えると2マナ3/3飛行になる《謎変化》と、パワーが墓地にあるインスタントまたはソーサリーの数になる《奇怪なドレイク》を組み合わせたデッキ。《謎変化》をクリーチャー化するために唱えたスペルが、《奇怪なドレイク》を強化します。
ティムール、ラムナム・レッド、トークンといったトップメタのデッキが飛行クリーチャーに対して強くないとの考えから、《謎変化》と《奇怪なドレイク》で空から殴りきるこのデッキを選択したとのことです。
《奇怪なドレイク》は3マナでタフネス4のため、《致命的な一押し》や《稲妻の一撃》に耐性があります。また、《謎変化》はエンチャントのため、《燻蒸》や《本質の散乱》に耐性があります。
上記2枚だけであれば赤青でも組めますが、それだけだとクリーチャーが少ないため、《牙長獣の仔》と《ならず者の精製屋》を追加しているのがこのデッキの特徴的なところです。サイドボードは不明ですが、《つむじ風の巨匠》もラムナプ・レッド対策で採用されているかもしれません。
《牙長獣の仔》と《ならず者の精製屋》はどちらも放置できないクリーチャーのため、これらのクリーチャーに除去を打たせたところで《奇怪なドレイク》を出し、相手の残り少なくなった除去を《顕在的防御》で弾きます。
スペルについては、毎ターン《謎変化》をクリーチャー化できるよう、1マナのスペルが多く搭載されています。2ターン目《謎変化》、3ターン目に1マナスペルを唱えて《謎変化》でアタック、残りの2マナで《航路の作成》といった動きになります。
ティムール・エネルギーが《つむじ風の巨匠》の飛行機械トークンでチャンプブロックしてくる状況においては、《突破》でトランプを付与ルして押し込みます。
《突破》はカードを1枚引けるキャントリップ呪文のため、盤面によってはトドメまで温存せず、さっさと使ってしまってよいと思います。
《蓄霊稲妻》が4枚採用されているのは、飛行を持っている《栄光をもたらすもの》を倒すためになります。
《反逆の先導者、チャンドラ》は《謎変化》と相性の良いカードで、《謎変化》をクリーチャー化しつつ、マイナス能力の4点なり、プラス能力でマナを出してからの火力なりで盤面に触ることができます。
スポンサードリンク
ティムール・ミラクルグロウ
MTGGOLDFISHのBuget Magic(お財布に優しいデッキ紹介)のコーナーでティムール・ミラクルグロウが紹介されていました。土地の数を減らしてドロースペルを多く搭載して、数少ないクリーチャーをパンプして殴るデッキになります。Budget Magic: $100 (61 tix) Temur Miracle Grow (Standard)
元の記事では、カラデシュのファストランドを廃止したさらに安いバージョンと、『アズカンタの探索』を採用した安くないバージョンのリストも公開されています。
デッキリスト
Lands
4 x 霊気拠点
4 x 植物の聖域
2 x 森
2 x 島
2 x 山
3 x 尖塔断の運河
Creatures
4 x 損魂魔道士
4 x 深根の勇者
4 x 奇怪なドレイク
2 x 謎めいた海蛇
Spells
4 x 霊気との調和
4 x 顕在的防御
4 x 選択
3 x ショック
3 x 送還
2 x 検閲
4 x 航路の作成
1 x 暴力の激励
4 x 稲妻の一撃
4 x 霊気拠点
4 x 植物の聖域
2 x 森
2 x 島
2 x 山
3 x 尖塔断の運河
Creatures
4 x 損魂魔道士
4 x 深根の勇者
4 x 奇怪なドレイク
2 x 謎めいた海蛇
Spells
4 x 霊気との調和
4 x 顕在的防御
4 x 選択
3 x ショック
3 x 送還
2 x 検閲
4 x 航路の作成
1 x 暴力の激励
4 x 稲妻の一撃
Sideboard
2 x チャンドラの敗北
1 x マグマのしぶき
3 x セイレーンの嵐鎮め
3 x 呪文貫き
1 x 送還
2 x 削剥
3 x 否認
2 x チャンドラの敗北
1 x マグマのしぶき
3 x セイレーンの嵐鎮め
3 x 呪文貫き
1 x 送還
2 x 削剥
3 x 否認
解説
赤青ドレイクに、緑を足してクリーチャー呪文以外を唱えると+1/+1カウンターが増える『深根の勇者』を追加したデッキです。『深根の勇者』を加えたことにより、赤青バージョンに比べてフィニッシャーが増えています。また、緑を足すことで『霊気との調和』が採用でき、土地の枚数を減らすことができます。『損魂魔道士』は恒常的に+1/+1カウンターが乗るようなクリーチャーではないですが、1ターン目からクリーチャーを展開してアグレッシブに攻めていくために採用されています。
スポンサードリンク
赤青ドレイク
赤青ドレイク(Enigma Drake)がMOで5-0していました。(MOのFriendlyで5-0なのかConpetitiveで5-0なのかは、WindowsのPCが壊れていてMOをやっていない私には写真からでは分からず)We did it chat!
— Daniela Díaz (@h0lydiva) 2017年10月9日
5-0 with Insulting Divas! pic.twitter.com/6EZQFEN9gd
デッキリスト
Lands
3 x 高地の湖
8 x 島
2 x 山
3 x ラムナプの遺跡
4 x 尖塔断の運河
Creatures
3 x 遵法長、バラル
4 x 奇怪なドレイク
2 x 謎めいた海蛇
Spells
2 x 潜水
4 x 選択
2 x 呪文貫き
2 x 送還
4 x ショック
4 x 航路の作成
4 x 謎変化
2 x 巧みな軍略
4 x 稲妻の一撃
3 x 嘲笑+負傷
3 x 高地の湖
8 x 島
2 x 山
3 x ラムナプの遺跡
4 x 尖塔断の運河
Creatures
3 x 遵法長、バラル
4 x 奇怪なドレイク
2 x 謎めいた海蛇
Spells
2 x 潜水
4 x 選択
2 x 呪文貫き
2 x 送還
4 x ショック
4 x 航路の作成
4 x 謎変化
2 x 巧みな軍略
4 x 稲妻の一撃
3 x 嘲笑+負傷
Sideboard
2 x 潜水
2 x 呪文貫き
2 x 本質の散乱
4 x 否認
2 x 謎めいた海蛇
2 x チャンドラの敗北
1 x マグマのしぶき
1 x 削剥
2 x 潜水
2 x 呪文貫き
2 x 本質の散乱
4 x 否認
2 x 謎めいた海蛇
2 x チャンドラの敗北
1 x マグマのしぶき
1 x 削剥
解説
『奇怪なドレイク』を使ったデッキといえば、Channel Fireballの記事でZvi Mowshowitzがサイクリングで墓地にカードを捨てまくってドレイクを強化しつつ、『ドレイクの安息地』でトークンを生成するデッキを考えていましたが、イクサランで『選択』『呪文貫き』『稲妻の一撃』『航路の作成』という優秀なインスタントとソーサリーが増えたことで、サイクリングなんてしなくても手札を補充しつつ墓地にインスタントやソーサリーを送りこめるようになりました。また、墓地を肥やすために『巧みな軍略』も採用されています。6体しかいないフィニッシャーは『送還』『潜水』『呪文貫き』で守り抜きます。
『遵法長、バラル』は単に呪文を少ないマナで唱えられるだけでなく、マナを払わずにルーティング能力を使えるため『奇怪なドレイク』と相性が良いカードとなっています。
『謎めいた海蛇』が飛行やトランプルを持っていないため、『暴力の激励』も採用していいかもしれません。
このデッキの素晴らしいところは、『尖塔断の運河』以外はほとんどがコモンとアンコモンなのでデッキが安いところです。バラルもオンラインだと200円未満で買えるようです。
「MOで何かデッキを組んでみたいんだけど、高いのはちょっと。。」という私みたいな人間にはちょうど良いデッキだと思います。
スポンサードリンク
コメント