ネットで見つけた赤単のリストと解説の概要を紹介しています。元記事から解説を引用しているものについては、詳細は元記事をご参照ください。

イクサラン環境のスタンダードデッキまとめはこちら


マルドゥ機体 by Phillip Krieger

ワールド・マジック・カップ2017でトップ4入りしたドイツチームが使用していたマルドゥ機体のリストです。
ワールド・マジック・カップ2017 トップ8入賞チームデッキリスト(チーム共同デッキ構築・スタンダード)
マルドゥ機体 by Phillip Krieger
Lands
6 x 平地
4 x 山
4 x 感動的な眺望所
4 x 秘密の中庭
3 x 泥濘の峡谷
4 x 産業の塔

Creatures
4 x 模範的な造り手
4 x 屑鉄場のたかり屋
4 x 経験豊富な操縦者
4 x 歩行バリスタ
2 x 模範操縦士デパラ

Spells
4 x 無許可の分解
2 x 木端+微塵
4 x キランの真意号
2 x 霊気圏の収集艇
3 x 試練に臨むギデオン
2 x 反逆の先導者、チャンドラ
Sideboard
4 x 強迫
2 x マグマのしぶき
2 x イクサランの束縛
3 x 燻蒸
1 x 木端+微塵
1 x 霊気圏の収集艇
1 x 領事の旗艦、スカイソブリン
1 x 反逆の先導者、チャンドラ

解説 赤白がメインのマルドゥ機体で、《遺跡の略奪者》が不採用となっています。

チーム・スタンダードでドイツチームは《熱烈の神ハゾレト》を《ラムナプ・レッド》に渡しているため、4マナ域には《反逆の先導者、チャンドラ》を採用しています。

《ボーマットの急使》が不採用で、代わりに《歩行バリスタ》が採用されています。《歩行バリスタ》型はサヒーリ・コンボが流行していた頃に多く見られましたが、最近では主流ではなかった印象です。ラムナプ・レッドやスゥルタイ・エネルギーの低タフネスのクリーチャーたちに対して強いため採用されているものと思われます。

手札補充を《ボーマットの急使》ではなく《反逆の先導者、チャンドラ》で実施するため、手札には《ボーマットの急使》で捨てることを気にせず除去を構えておくことができるようになりました。

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マルドゥ機体 by Seth Mansfield

Seth ManfieldがSCGの「Testing for the World Championship」という記事の中で紹介していたリストです。
マルドゥ機体 by Seth Mansfield
Lands
4 x 霊気拠点
3 x 泥濘の峡谷
4 x 秘密の中庭
1 x イフニルの死界
3 x 平地
1 x 発明博覧会
1 x 島
1 x 山
4 x 産業の塔
2 x 沼

Creatures
4 x ボーマットの急使
2 x 栄光半ばの修練者
3 x 熱烈の神ハゾレト
1 x ピア・ナラー
4 x 遺跡の略奪者
4 x 屑鉄場のたかり屋
4 x 模範的な造り手

Spells
1 x 霊気圏の収集艇
4 x 致命的な一押し
4 x キランの真意号
4 x 無許可の分解
Sideboard
2 x 削剥
1 x 霊気圏の収集艇
2 x 反逆の先導者、チャンドラ
4 x 強迫
2 x 栄光をもたらすもの
2 x マグマのしぶき
1 x 領事の旗艦、スカイソブリン
1 x 陽光鞭の勇者

解説 《スレイベンの検査官》と《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》がスタンダードから落ちてしまったマルドゥ機体ですが、代わりに《ボーマットの急使》と《熱烈の神、ハゾレト》をデッキに加えた形で生まれ変わりました。

唯一のイクサランからの加入カードである《遺跡の略奪者》は、《キランの真意号》の登場要員であるとともに、その能力で手札を補充してくれます。『遺跡の略奪者』によるライフロスを補うため、《霊気圏の収集艇》に加えて《栄光半ばの修練者》も採用されています。
手札を増やす《遺跡の略奪者》と、手札を減らしたい《熱烈の神、ハゾレト》は一見かみ合っていないように見えますが、ハゾレト以外は3マナ以下のためすぐに手札を消費できるのと、ハゾレト自身の能力で手札を減らせることから問題ないようです。(Channel Fireballの記事のコメント欄を見ると、ハゾレト派とチャンドラ派がいるようです。)

白黒中心のマナベースで赤いカードをこれ以上追加するのは苦しいようです。
Seth曰く、「自分は世界選手権2017でこのデッキを使わないことにしたけど、マルドゥ機体は間違いなくプレイする価値のあるデッキだ」とのこと。

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