ネットで見つけた富の享楽デッキのリストと解説の概要を紹介しています。詳細は元記事をご参照ください。
イクサラン環境のスタンダードデッキまとめはこちら

安くデッキが組めるかと思いきや、『致命的な一押し』とか入っているので、ゼロから組もうとすると意外と組むのにお金がかかります。


青黒タッチヴラスカ型 by Saffron Olive

MTGGOLDFISHでSaffronOliveが『Against the Odds: Revel in Riches (Standard)』という記事の中であげていたリストになります。

デッキリスト

Lands
4 x 花盛りの湿地
4 x 植物の聖域
4 x 水没した地下墓地
2 x 進化する未開地
4 x 異臭の池
1 x 森
3 x 島
3 x 沼

Creatures
Spells
4 x 策謀家テゼレット
2 x 秘宝探究者、ヴラスカ
4 x 致命的な一押し
2 x バントゥ最後の算段
2 x 本質の摘出

4 x 海賊の獲物
3 x 呪文詐欺
1 x 不帰+回帰
4 x 宝物の地図
3 x 鼓舞する彫像
2 x アズカンタの探索
4 x 富の享楽
   
 
 
Sideboard
4 x 強迫
2 x 没収の曲杖
3 x 否認
1 x バントゥ最後の算段
1 x 大災厄
2 x 本質の摘出
2 x ヴラスカの侮辱

解説

デッキの勝ち方は『富の享楽』か『策謀家、テゼレット』の奥義になります。『機械化製法』は『削剥』でエンチャントしているアーティファクトを壊されてしまうため、不採用となっています。

『富の享楽』は相手のクリーチャーが死亡したときに宝物トークンが出ますが、青黒コントロールや青白コントロールといったクリーチャーが少ないまたはいないデッキに対しては『呪文詐欺』『海賊の獲物』『宝物の地図』が宝物トークンを生成してくれます。
『秘宝探究者、ヴラスカ』は『富の享楽』がある状態でマイナス能力を使用すると、宝物トークンが合計で2個生成されるため、『富の享楽』と相性がいいカードになります。

『鼓舞する彫像』は特に『呪文詐欺』と相性がよく、大切な宝物トークンを消費せずに重たい呪文を連発することができるようになります。

『富の享楽』より『マリオネットの達人』の方が強いんじゃないかという疑問は最後まで残っているっぽいです。
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ビートダウン型

StarCityGamesでCHRIS LANSDELLが『Ixalan Brew Blitz!』という記事の中であげていたリストになります。

デッキリスト

Lands
4 x 水没した地下墓地
4 x 異臭の池
2 x 廃墟の地
6 x 島
8 x 沼

Creatures
2 x 害悪の機械巨人
3 x 禁制品の黒幕
3 x 巧射艦隊の略取者
1 x 艱苦の伝令
1 x マリオネットの達人
3 x 組織の密売人
1 x スカラベの神

Spells
3 x 策謀家テゼレット
3 x 富の享楽
4 x 致命的な一押し
4 x 橋上の戦い
2 x 不帰+回帰
3 x 解析調査
2 x 板歩きの刑
   
 

解説

『富の享楽』以外にクリーチャーで殴りきるプランも構えているデッキ構成で、『金属の叱責』すら構えない前のめりな構成。
サイドボードまでは考えられていませんが、『バントゥ最後の算段』や追加の『板歩きの刑』がサイドボード候補とのこと。宝物トークンからマナを出せば、『バントゥ最後の算段』で土地がアンタップしないデメリットが気になりません。

クリーチャーについては、『組織の密売人』と『禁制品の黒幕』以外にも『財力ある船乗り』や『凶兆艦隊の貯め込み屋』も試したとのことなのですが、単体でフィニッシャーになる『組織の密売人』と、絆魂でのライフゲインと占術が偉い『禁制品の黒幕』が優れているとの結論に至ったとのことです。


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機械化製法型

YouToubeに動画が上がっていたリストになります。

デッキリスト

Lands
4 x 水没した地下墓地
4 x 異臭の池
3 x イフニルの死界
7 x 島
6 x 沼

Creatures
2 x 巧射艦隊の略取者
4 x 凶兆艦隊の貯め込み屋
1 x マリオネットの達人

Spells
2 x 策謀家テゼレット
1 x 橋上の戦い
2 x バントゥ最後の算段
3 x 検閲
3 x 耕作者の荷馬車
4 x 致命的な一押し
2 x 機械化製法
2 x 富の享楽
3 x 呪文詐欺
3 x 至高の意思
4 x 宝物の地図
   
 

解説

このデッキは3つも勝ち筋がある楽しい構成で、「宝物トークンに『機械化製法』をつけて8個貯めて勝利する」「富の享楽が出ている状態で10個貯めて勝利する」「『マリオネットの達人』を製造3でパワー4にした状態で、宝物トークンを5個生贄に捧げて、マリオネットの達人の能力で4点×5ダメージ」が勝ち筋になります。

『耕作者の荷馬車』は重たいカードを出すためのマナ加速をしつつ、『巧射艦隊の略取者』で登場してビートダウンするプランに切り替えることもできなくもないです。ビートダウンでの勝ち筋も取れるよう、メインボードは土地を削って『改革派の地図』を増やし、『艱苦の伝令』を追加しても良いかと思います。自ら墓地に行ける『改革派の地図』やアーティファクトを墓地に送れる『艱苦の伝令』は、『マリオネットの達人』との相性も良いです。試しに『艱苦の伝令』を2枚入れてみましたが、それほどマナコストが軽減できなかったので1枚刺しくらいが良いかと思いました。『マリオネットの達人』の方が強いかも。

『バントゥ最後の算段』は『富の享楽』を貼った状態で撃ちたいところですが、大体のゲームではそんな余裕はないのではないかと思います。このカードは他のカードに変えてもいいかもしれません。そうなると、そもそも宝物トークンが揃わないのかもしれませんが。。
→『バントゥ最後の算段』を単体除去に変えたら、スゥルタイエネルギーにボコボコにされてしまいました。やはり『耕作者の荷馬車』や宝物トークンからマナを出しての『バントゥ最後の算段』は必要な構成だと思われます。
サイドボードには、対コントロールに『強迫』や『否認』、対クリーチャーデッキに『野望の試練』や『禁制品の黒幕』といったカードが採用候補になります。また、マナが多く出るため『ヴラスカの侮辱』も他のデッキより軽く使うことができます。

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