ネットで見つけた海賊デッキのリストと解説の概要を紹介しています。詳細は元記事をご参照ください。
イクサラン環境のスタンダードデッキまとめはこちら。
《人質取り》を《セイレーンの嵐鎮め》や《見張りによる消散》で守るいつものパッケージに加えて、《セイレーンの策略》(自分のクリーチャー1体をブリンク。海賊だったらカードを1枚引く)を採用しているのが特徴的です。
手札を減らさずに相手の除去から自分の海賊を守れるだけでなく、奪ったカードを使い終わった《人質取り》を対象にすることで、自分は手札を減らさずに相手のカードをさらに1枚奪うことができます。
《金属ミミック》がいるため、後から場に出した《セイレーンの嵐鎮め》や《帆凧の掠め盗り》による飛行クロックもけっこうな打点になると思われます。
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Budget Magic: $43 (25 tix) Favorable Pirates (Standard)
《順風》を引けないと苦戦を強いられるため、初手に1枚は《順風》が欲しいとのことです。
《順風》があれば、タフネスが3の《風雲艦隊の空中要員》や《夢呼びのセイレーン》はタフネスが4になり、《削剥》《稲妻の一撃》《焼けつく双陽》では落ちなくなるため、途端に除去耐性が高くなります。
赤青順風アグロと異なり、《帆凧の掠め盗り》がいるためメインから相手の《燻蒸》などのキーカードを無効にできるメリットがあります。
予算40ドル以下の制限で作っているデッキのため高いカードが入っていませんが、元記事にある予算制限なしバージョンでは《致命的な一押し》《ヴラスカの侮辱》《異臭の池》を採用しています。
まだ、飛行を持っている海賊が少なく海賊以外も採用されているため、イクサランの相克での強化が期待されます。
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『才気ある霊基体』や『霊気圏の収集艇』はこちらが押されているときのためのカードになります。
『霊気圏の収集艇』で使うエネルギーは『光袖会の収集者』や『霊気拠点』から供給されます。また、1/2とサイズが小さくアタックに行けなくなってしまった『帆凧の掠め盗り』を登場させることもできます。
『遺跡の略奪者』は対コントロール用のカードです。デッキの構成を軽くしたいため、枚数が3枚に抑えられています。
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このデッキは《深海艦隊の船長》が入っておらず、代わりに《スカラベの神》が3枚入っているだけでなく、同じく5マナの《死の権威、リリアナ》や6マナの《害悪の機械巨人》まで入っている重たい構成で、《機知の勇者》4枚と合わせて、海賊によるビートダウンというより青黒リアニメイトになっています。
ラムナプ・レッドを警戒して、これらの重たいカードの枚数は抑えられています。
《ヴラスカの侮辱》は早いデッキ相手のライフゲインが嬉しいとともに、《熱烈の神ハゾレト》や今後多く発生しそうな《スカラベ神》対決を制するためにメインから投入されています。
サイドボードの狡猾な《漂流者、ジェイス》は対コントロール用に投入されており、1マナや2マナのクリーチャーがいるため、すぐにルーティング能力を使うことができます。
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対戦相手に戦闘ダメージを与えるたびにパーマネント1つのカウンターを増やせる霊気紛争のアンコモン『航空船の略奪者』はジェイスとの相性が良く、2ターン目『航空船の略奪者』、3ターン目ジェイス(+能力使用)&略奪者アタックで4ターン目にジェイスの奥義を打つことができます。飛行を持っているため、攻撃を通してジェイスのルーティング能力を使える点も相性が良いです。また、金属ミミックも採用しているためクリーチャーの+1/+1カウンターを増やすこともできます。『イフニルの死界』で乗せた-1/-1カウンターを増やすこともできます。
『人質取り』はカードアドバンテージ、テンポアドバンテージ、海賊であることによるアドバンテージを取ることができ、海賊デッキでなくても採用されるであろう強力なカードです。
『深海艦隊の船長』は除去でバックアップしながら攻撃を通してトークンを生成し続けることで、ゲームをわらせることができます。また、『金属ミミック』がいればトークンも強化されます。
『セイレーンの嵐鎮め』も飛行を持っているため、ジェイスの+能力と相性が良いです。また、『人質取り』や『帆凧の掠め取り』で排除した相手のカードが帰ってこないよう、これら重要なクリーチャーを守ります。また、1ターン目に出せれば2ターン目に『見張りによる消散』を構えることができ、3ターン目に出せば『深海艦隊の船長』の「他のトークンでない海賊をコントロールしている場合」を満たしつつ『深海艦隊の船長』が海賊トークンを生成することができます。
『帆凧の掠め取り』はクリーチャーとしては『屑鉄場のたかり屋』よりも弱いけれど、海賊である点を重視してメインから採用しているようです。
『スカラベの神』はラムナプレッドやティムール・エネルギーに強いカードで、この青黒海賊においては『人質取り』や『セイレーンの嵐鎮め』『帆凧の掠め取り』などリアニメイト能力と相性が良いカードがたくさんあります。
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海賊をコントロールしているとコストが1軽くなる『見張りによる消散』は、3マナだとあまり強くないですが、海賊がいれば2マナになるため、3ターン目にカウンターを構えながら『致命的な一押し』のような1マナ呪文を唱えたり、4ターン目に2マナの海賊を出しつつカウンターを構えることができます。
※2017/9/28 『見張りによる消散』について記載が誤っていたので訂正しました。
『セイレーンの嵐鎮め』は、飛行クロックになるだけでなく、相手の呪文を打ち消して『帆凧の掠め取り』や『人質取り』といった場に出ている間だけ相手の手札を追放している海賊たちを守ってアドバンテージをキープすることができるため、青系海賊デッキの4積み必須パーツです。
また、強力なドロースペルである『航路の作成』は不採用となっています。ドロースペルなんて打っている暇がないと想定して、不採用にしているようです。『遺跡の略奪者』が手札の補充係です。
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マナ基盤を考えると、3色デッキよりも2色にする方が良いと考えているようです。
2マナ域については『凶兆艦隊の船長』が海賊が並ぶだけで簡単に4/4といったサイズになります。さらに『金属ミミック』や『不吉な艦隊』により2マナなのに大型のクリーチャーとなります。ただ、サイズ大きくても威迫などの回避能力がないところは残念です。2マナ域には他にも『深海艦隊の船長』がおり、攻撃時に2マナを払ってトークンを量産してくれます。
どちらも、攻撃時しか能力が誘発しないため、防戦に回らないようなプレイングやデッキ構築を意識する必要がありそうです。
3マナ域について、『風雲船長ラネリー』は強いカードですが、このデッキでは宝物トークンによるシナジーが薄いのと伝説であるため、2枚に抑えられています。また、デッキ内のカードのマナコストが低いため、ライフロスを気にせず『遺跡の略奪者』が4積みとなっています。『航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ』も海賊であるため採用されても良さそうですが、2マナ域には既に黒の優秀な海賊クリーチャーが多くいるため不採用となったようです。
ちなみに、元の記事では、赤青バージョンも紹介されています。
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イクサラン環境のスタンダードデッキまとめはこちら。
- 青黒海賊 12/31追加
- 順風海賊 by SaffronOlive 12/2追加
- PVDDR'S BLUE-BLACK PIRATES 10/14追加
- The Pirate God 10/3追加
- 青黒海賊(ジェイス採用型)
- 青黒海賊
- 赤黒海賊
青黒海賊
イクサランのスタンダード環境の終わりが近づくなか、青黒海賊がMOで5-0していました。デッキリスト
青黒海賊 by giorno211 | |
Lands
4 x 水没した地下墓地 4 x 異臭の池 3 x イフニルの死界 7 x 島 6 x 沼 Creatures 4 x セイレーンの嵐鎮め 4 x 深海艦隊の船長 2 x 才気ある霊基体 4 x 帆凧の掠め盗り 4 x 金属ミミック 1 x 豪華の王、ゴンティ 4 x 人質取り Spells 4 x 致命的な一押し 3 x セイレーンの策略 2 x 板歩きの刑 4 x 見張りによる消散 |
Sideboard
1 x 屍肉あさりの地 2 x 強迫 1 x 本質の散乱 2 x 才気ある霊基体 3 x 否認 1 x 霊気圏の収集艇 1 x 本質の摘出 1 x 遺跡の略奪者 1 x 豪華の王、ゴンティ 1 x ヴラスカの侮辱 1 x スカラベの神 |
解説
青黒ミッドレンジに海賊がちょっと混ざっているようなデッキではなく、《金属ミミック》も投入したガチの海賊デッキになります。《人質取り》を《セイレーンの嵐鎮め》や《見張りによる消散》で守るいつものパッケージに加えて、《セイレーンの策略》(自分のクリーチャー1体をブリンク。海賊だったらカードを1枚引く)を採用しているのが特徴的です。
手札を減らさずに相手の除去から自分の海賊を守れるだけでなく、奪ったカードを使い終わった《人質取り》を対象にすることで、自分は手札を減らさずに相手のカードをさらに1枚奪うことができます。
《金属ミミック》がいるため、後から場に出した《セイレーンの嵐鎮め》や《帆凧の掠め盗り》による飛行クロックもけっこうな打点になると思われます。
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順風海賊 by SaffronOlive
MTG Goldfishの低価格デッキのコーナーで紹介されていたデッキになります。Budget Magic: $43 (25 tix) Favorable Pirates (Standard)
デッキリスト
Favorable Pirates by SaffronOlive | |
Lands
4 x 水没した地下墓地 2 x イフニルの死界 7 x 島 4 x 水没した骨塚 5 x 沼 Creatures 2 x 立ち枯れの守り手 2 x ギラプールの希望 4 x セイレーンの嵐鎮め 4 x 帆凧の掠め盗り 4 x 風雲艦隊の空中要員 3 x 夢呼びのセイレーン Spells 4 x 送還 3 x 航路の作成 4 x 見張りによる消散 1 x 不帰+回帰 3 x 霊気圏の収集艇 4 x 順風 |
Sideboard
4 x 強迫 2 x 歩哨のトーテム像 4 x 呪文貫き 3 x 本質の摘出 2 x 不帰+回帰 |
解説
《順風》+海賊デッキを作るというコンセプトからスタートしているデッキ。《順風》を引けないと苦戦を強いられるため、初手に1枚は《順風》が欲しいとのことです。
《順風》があれば、タフネスが3の《風雲艦隊の空中要員》や《夢呼びのセイレーン》はタフネスが4になり、《削剥》《稲妻の一撃》《焼けつく双陽》では落ちなくなるため、途端に除去耐性が高くなります。
赤青順風アグロと異なり、《帆凧の掠め盗り》がいるためメインから相手の《燻蒸》などのキーカードを無効にできるメリットがあります。
予算40ドル以下の制限で作っているデッキのため高いカードが入っていませんが、元記事にある予算制限なしバージョンでは《致命的な一押し》《ヴラスカの侮辱》《異臭の池》を採用しています。
まだ、飛行を持っている海賊が少なく海賊以外も採用されているため、イクサランの相克での強化が期待されます。
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PVDDR'S BLUE-BLACK PIRATES
Paulo Vitor Damo da Rosaによる公式記事「ALMOST THERE: PIRATES」で紹介されていたリストです。デッキリスト
PVDDR'S BLUE-BLACK PIRATES | |
Lands
4 x 水没した地下墓地 4 x 霊気拠点 4 x 異臭の池 2 x イフニルの死界 2 x 島 5 x 沼 Creatures 4 x 人質取り 4 x 帆凧の掠め盗り 4 x セイレーンの嵐鎮め 3 x スカラベの神 4 x 光袖会の収集者 4 x 深海艦隊の船長 Spells 2 x 航路の作成 4 x 致命的な一押し 4 x 見張りによる消散 3 x 霊気圏の収集艇 |
Sideboard
2 x 才気ある霊基体 2 x 否認 2 x 豪華の王、ゴンティ 4 x 強迫 3 x 遺跡の略奪者 2 x 本質の摘出 |
解説
MOで4-1となりデッキリストが公開されていないものをPVが発掘して改造したリストになります。クリーチャーを海賊だけで固めなくても、海賊シナジーが得られるというのがPVの見解のようです。『才気ある霊基体』や『霊気圏の収集艇』はこちらが押されているときのためのカードになります。
『霊気圏の収集艇』で使うエネルギーは『光袖会の収集者』や『霊気拠点』から供給されます。また、1/2とサイズが小さくアタックに行けなくなってしまった『帆凧の掠め盗り』を登場させることもできます。
『遺跡の略奪者』は対コントロール用のカードです。デッキの構成を軽くしたいため、枚数が3枚に抑えられています。
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The Pirate God by SaffronOlive
MOで5-0していたリストになります。MTGGoldfishにも解説記事がありました。デッキリスト
The Pirate God by SaffronOlive | |
Lands
4 x 水没した地下墓地 1 x 進化する未開地 4 x 異臭の池 3 x イフニルの死界 4 x 島 1 x 屍肉あさりの地 2 x 水没した骨塚 5 x 沼 Creatures 3 x セイレーンの嵐鎮め 4 x 才気ある霊基体 4 x 帆凧の掠め盗り 4 x 機知の勇者 4 x 人質取り 3 x スカラベの神 1 x 害悪の機械巨人 Spells 1 x 死の権威、リリアナ 4 x 致命的な一押し 1 x 板歩きの刑 4 x 見張りによる消散 2 x ヴラスカの侮辱 1 x 野望の試練 |
Sideboard
3 x 強迫 2 x 否認 2 x バントゥ最後の算段 3 x 大災厄 3 x 本質の摘出 1 x 狡猾な漂流者、ジェイス 1 x 死の権威、リリアナ |
解説
『セイレーンの嵐鎮め』『帆凧の掠め盗り』『人質取り』といった墓地から使いまわして嬉しいクリーチャーとスカラベの神を組み合わせ、『セイレーンの嵐鎮め』と『見張りによる消散』で重要なクリーチャーを守っていくのが青黒海賊の定番の構成となりそうです。このデッキは《深海艦隊の船長》が入っておらず、代わりに《スカラベの神》が3枚入っているだけでなく、同じく5マナの《死の権威、リリアナ》や6マナの《害悪の機械巨人》まで入っている重たい構成で、《機知の勇者》4枚と合わせて、海賊によるビートダウンというより青黒リアニメイトになっています。
ラムナプ・レッドを警戒して、これらの重たいカードの枚数は抑えられています。
《ヴラスカの侮辱》は早いデッキ相手のライフゲインが嬉しいとともに、《熱烈の神ハゾレト》や今後多く発生しそうな《スカラベ神》対決を制するためにメインから投入されています。
サイドボードの狡猾な《漂流者、ジェイス》は対コントロール用に投入されており、1マナや2マナのクリーチャーがいるため、すぐにルーティング能力を使うことができます。
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青黒海賊(ジェイス採用型)
Steve RubinがTCG Playerの『The Pirates of Standard』という記事で掲載していたリストになります。ジェイスを3枚投入しているのが特徴的です。デッキリスト
青黒海賊 by Steve Rubin | |
Lands
4 x 異臭の池 4 x 水没した地下墓地 1 x 進化する未開地 1 x イフニルの死界 7 x 島 5 x 沼 Creatures 4 x 深海艦隊の船長 4 x 人質取り 2 x 帆凧の掠め取り 3 x 金属ミミック 4 x セイレーンの嵐鎮め 4 x 航空船の略奪者 2 x スカラベの神 Spells 3 x 狡猾な漂流者、ジェイス 3 x 致命的な一押し 4 x 見張りによる消散 2 x 板歩きの刑 |
解説
ジェイスは自分が劣勢の時には強くないですが、3マナと軽いため奥義まで早く到達できます。また、マイナスのトークン生成も3マナで2/2クリーチャーを生して、プレインズ・ウォーカー本体が残るのは強力です。対戦相手に戦闘ダメージを与えるたびにパーマネント1つのカウンターを増やせる霊気紛争のアンコモン『航空船の略奪者』はジェイスとの相性が良く、2ターン目『航空船の略奪者』、3ターン目ジェイス(+能力使用)&略奪者アタックで4ターン目にジェイスの奥義を打つことができます。飛行を持っているため、攻撃を通してジェイスのルーティング能力を使える点も相性が良いです。また、金属ミミックも採用しているためクリーチャーの+1/+1カウンターを増やすこともできます。『イフニルの死界』で乗せた-1/-1カウンターを増やすこともできます。
『人質取り』はカードアドバンテージ、テンポアドバンテージ、海賊であることによるアドバンテージを取ることができ、海賊デッキでなくても採用されるであろう強力なカードです。
『深海艦隊の船長』は除去でバックアップしながら攻撃を通してトークンを生成し続けることで、ゲームをわらせることができます。また、『金属ミミック』がいればトークンも強化されます。
『セイレーンの嵐鎮め』も飛行を持っているため、ジェイスの+能力と相性が良いです。また、『人質取り』や『帆凧の掠め取り』で排除した相手のカードが帰ってこないよう、これら重要なクリーチャーを守ります。また、1ターン目に出せれば2ターン目に『見張りによる消散』を構えることができ、3ターン目に出せば『深海艦隊の船長』の「他のトークンでない海賊をコントロールしている場合」を満たしつつ『深海艦隊の船長』が海賊トークンを生成することができます。
『帆凧の掠め取り』はクリーチャーとしては『屑鉄場のたかり屋』よりも弱いけれど、海賊である点を重視してメインから採用しているようです。
『スカラベの神』はラムナプレッドやティムール・エネルギーに強いカードで、この青黒海賊においては『人質取り』や『セイレーンの嵐鎮め』『帆凧の掠め取り』などリアニメイト能力と相性が良いカードがたくさんあります。
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青黒海賊
Channel FireballでPVが掲載していたリストになります。デッキリスト
青黒海賊 by Paulo Vitor Damo da Rosa | |
Lands
4 x 異臭の池 4 x 水没した地下墓地 1 x イフニルの死界 1 x 廃墟の地 7 x 島 7 x 沼 Creatures 4 x セイレーンの嵐鎮め 4 x 帆凧の掠め取り 4 x 深海艦隊の船長 3 x 勇敢な妨害工作員 2 x 遺跡の略奪者 4 x 人質取り 2 x スカラベの神 Spells 2 x 不吉な旗艦 4 x 見張りによる消散 2 x 板歩きの刑 1 x 強迫 4 x 致命的な一押し |
解説
海賊デッキというよりは、青黒with海賊というのが正しいとのこと。青黒のいわゆるクロックパーミッションデッキになっています。海賊をコントロールしているとコストが1軽くなる『見張りによる消散』は、3マナだとあまり強くないですが、海賊がいれば2マナになるため、3ターン目にカウンターを構えながら『致命的な一押し』のような1マナ呪文を唱えたり、4ターン目に2マナの海賊を出しつつカウンターを構えることができます。
※2017/9/28 『見張りによる消散』について記載が誤っていたので訂正しました。
『セイレーンの嵐鎮め』は、飛行クロックになるだけでなく、相手の呪文を打ち消して『帆凧の掠め取り』や『人質取り』といった場に出ている間だけ相手の手札を追放している海賊たちを守ってアドバンテージをキープすることができるため、青系海賊デッキの4積み必須パーツです。
また、強力なドロースペルである『航路の作成』は不採用となっています。ドロースペルなんて打っている暇がないと想定して、不採用にしているようです。『遺跡の略奪者』が手札の補充係です。
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赤黒海賊
TCG PlayerでSeth Mansfieldが掲載していたリストになります。マナ基盤を考えると、3色デッキよりも2色にする方が良いと考えているようです。
デッキリスト
赤黒海賊 by Seth Mansfield | |
Lands
4 x 泥濘の峡谷 4 x 竜髑髏の山頂 2 x 未知の岸 5 x 山 6 x 沼 Creatures 2 x 風雲船長ラネリー 4 x 巧射艦隊の追撃者 4 x 凶兆艦隊の船長 4 x 深海艦隊の船長 4 x 金属ミミック 4 x 帆綱走り 4 x 遺跡の略奪者 Spells 4 x 不吉な旗艦 2 x 稲妻の一撃 2 x 板歩きの刑 1 x ヴラスカの侮辱 2 x 致命的な一押し |
解説
『金属ミミック4枚』と『不吉な艦隊』4枚を投入したガチ部族デッキになっています。また、マナカーブの頂点を3マナとし、3ターン目までの展開に全てをかけています。2マナ域については『凶兆艦隊の船長』が海賊が並ぶだけで簡単に4/4といったサイズになります。さらに『金属ミミック』や『不吉な艦隊』により2マナなのに大型のクリーチャーとなります。ただ、サイズ大きくても威迫などの回避能力がないところは残念です。2マナ域には他にも『深海艦隊の船長』がおり、攻撃時に2マナを払ってトークンを量産してくれます。
どちらも、攻撃時しか能力が誘発しないため、防戦に回らないようなプレイングやデッキ構築を意識する必要がありそうです。
3マナ域について、『風雲船長ラネリー』は強いカードですが、このデッキでは宝物トークンによるシナジーが薄いのと伝説であるため、2枚に抑えられています。また、デッキ内のカードのマナコストが低いため、ライフロスを気にせず『遺跡の略奪者』が4積みとなっています。『航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ』も海賊であるため採用されても良さそうですが、2マナ域には既に黒の優秀な海賊クリーチャーが多くいるため不採用となったようです。
ちなみに、元の記事では、赤青バージョンも紹介されています。
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