2週間前くらいのフライデーに青白副陽コントロールで出たら、フリープレイで差し迫る破滅デッキにボコボコにされて楽しそうだったので、差し迫る破滅デッキについて調べて見ました。
Imminent Doom / 差し迫る破滅 (2)(赤)
エンチャント
差し迫る破滅は破滅(doom)カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
あなたが、点数で見たマナ・コストが差し迫る破滅の上に置かれている破滅カウンターの個数に等しい呪文を1つ唱えるたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。差し迫る破滅はそれに、その呪文の点数で見たマナ・コストに等しい点数のダメージを与える。その後、差し迫る破滅の上に破滅カウンターを1個置く。

目次

赤単

まずはプロツアー破滅の刻で使われていた赤単バージョン。

赤単破滅 Mono Red Doom
Lands
4 x ラムナプの遺跡
2 x 陽焼けした砂漠
16 x 山

Creatures
1 x 熱烈の神ハゾレト
4 x 騒乱の歓楽者 

Spells
4 x 差し迫る破滅
3 x 内部着火
2 x 稲妻の斧
3 x マグマのしぶき
4 x ショック
4 x 削剥
4 x 安堵の再開
4 x 癇癪
2 x 苦しめる声
3 x 反逆の先導者、チャンドラ 
 
Sideboard

 
 
サイドボードはデッキテクで紹介されていなかったので不明。いわゆるバーンデッキ。本人曰く、ラムナプレッドや黒単ゾンビには強いとのこと。
焼夷流よりも削剥が優先されているのは、霊気圏の収集艇などメタゲームを意識しているのかもしれません。

ちなみに、 差し迫る破滅の上にカウンターが1個ある状態で、ショック→スタックに乗っている間に2枚目のショックとやると、どちらもカウンター1個の状態の時に唱えられたことになるので合計で6点ダメージとなります。

赤黒

続いてはMTG GOLDFISHに投稿されていた赤黒バージョンのリスト

Lands
2 x 泥濘の峡谷
4 x 凶兆の廃墟
3 x 山
4 x ラムナプの遺跡
2 x 燻る湿地
3 x 陽焼けした砂漠
6 x 沼

Creatures
3 x 果てしなきもの
4 x 歩行バリスタ

Spells
4 x 差し迫る破滅
2 x 内部着火
4 x 致命的な一押し
2 x ショック
4 x 蓄霊稲妻
2 x 霰炎の責め苦
2 x 集団的抵抗
2 x 不許可の分解
2 x ヤヘンニの巧技
2 x 木端+微塵
3 x 電招の塔

木端+微塵でXマナを調整したり、霰炎の責め苦を採用できる赤黒の方が強いのでは無いかと思います。

赤緑

私がボコボコにされたデッキは緑が入っていて、『ウルヴェンワルド横断』で『歩行バリスタ』や『果てしなきもの』といったXマナクリーチャーを探してくる構成になっていました。さらに青を足せば打ち消しもできる上に、『もう一人の自分』も採用できます。
イクサランが発売した後のローテーション後では緑を足す意味がなくなってしまいますが、赤黒バージョンは生き残れそうな気がします。ローテーションしたらXマナ呪文次第では組んでみたくなるデッキです。

所感

結局のところ、3ターン目に差し迫る破滅を置けなかったらたいして強く無いような気がします。ただ、2枚重ね貼りされてしまうと一瞬で焼き切られるため、このデッキを相手にするときは3ターン目に置かれるのを止めつつ、2枚目も置かせないよう戦う必要があります。