『テーロス環魂記』環境の白単信心です。

白単信心 by Frank Karsten

ArenaのDiamon帯では12勝8敗で特に印象的でもない成績だったけれど、ひどくはなく、フライデーレベルでは戦えるだろうとのことでした。
出典:Standard Deck Guide: Mono-White Devotion BY FRANK KARSTEN
Lands
4 x アーデンベイル城
1 x 総動員地区
19 x 平地
Creatures
4 x 命の恵みのアルセイド
4 x 癒し手の鷹
2 x 巨人落とし
4 x アジャニの群れ仲間
2 x 徴税人
3 x 太陽に祝福されしダクソス
3 x 太陽冠のヘリオッド
3 x 不動の女王、リンデン
3 x 太陽の恵みの執政官
Spells
2 x 群れの力、アジャニ
2 x 黒き剣のギデオン
2 x 払拭の光
2 x 議事会の裁き

Sideboard
2 x 敬虔な命令
2 x エルズペス、死に打ち勝つ
1 x 太陽の宿敵、エルズペス
1 x 黒き剣のギデオン
3 x ガラスの棺
2 x 静寂をもたらすもの
1 x 総動員地区
2 x 徴税人
1 x 高名な弁護士、トミク

以下、元記事からの抜粋と要約です。

パイオニアと異なり《スレイベンの検査官》や《白蘭の騎士》がいないため、低マナ域のクリーチャーをどうしようか考えた結果、《アジャニの群れ仲間》を中心にデッキを組むことにしました。
アジャニの群れ仲間

1ターン目に《癒し手の鷹》や《命の恵みのアルセイド》を出せば、2ターン目には《アジャニの群れ仲間》は3/3になり、その後もゲームが進むにつれ育っていきます。
命の恵みのアルセイド

《太陽に祝福されしダクソス》と《不動の女王、リンデン》もライフ回復により《アジャニの群れ仲間》を育てます。例えば1ターン目に絆魂持ちクリーチャー、2ターン目に《アジャニの群れ仲間》、3ターン目にリンデンを出せば、3ターン目には《アジャニの群れ仲間》が6/6になります。
太陽に祝福されしダクソスリンデン




《太陽冠のヘリオッド》はこのデッキにおいて重要なカードで、伝説のクリーチャーなので3枚におさえていましたが、もし伝説のクリーチャーをどれか1体増やすとしたらヘリオッドを増やします。
ヘリオッドは《空の粉砕》を生き残り、サイズが5/5と大きく、+1/+1カウンターをバラまくことができ、このデッキをまとめあげるようなカードです。
太陽冠のヘリオッド

ジェスカイ・ファイアーズやアゾリウス・コントロールの《轟音のクラリオン》や《空の粉砕》に対抗するため、このデッキではプレインズウォーカーや「死後」を持っているクリーチャーを採用しています。また、ヘリオッドは破壊不能により全体除去に耐性があり、《命の恵みのアルセイド》で大きく育った《アジャニの群れ仲間》をダメージを与える系の全体除去から守ります。

《太陽の恵みの執政官》は絆魂によりダメージレースを有利に進めれるとともに、このデッキには星座を誘発するエンチャントが14枚採用されています。
太陽の恵みの執政官


その他、小ネタ。
・《黒き剣のギデオン》は、相手が《砕骨の巨人/踏みつけ》の《踏みつけ》でギデオンのダメージ軽減を無効にしてきた場合には破壊されてしまうので注意。
redgiantgideon


・《巨人落とし》は《夢さらい》をタップし続けることができます。うっかり序盤に出して《空の粉砕》で除去されないようにしてください。

・《命の恵みのアルセイド》はクリーチャーだけでなくエンチャントにもプロテクションを付与できるため、例えば《払拭の光》を守ることもできます。


・通常、2ターン目に群れ仲間を出して3ターン目にリンデンを出しますが、ダクソスと群れ仲間が手札にあるときはダクソスを先に出し、後から群れ仲間に+1/+1カウンターを乗せます。
また、《轟音のクラリオン》相手にはダクソス→ギデオン(ダクソスのタフネスが4になる)と続くのがベストな流れです。

・《探索する獣》はダメージ軽減を無視する能力を持っているため、《命の恵みのアルセイド》でブロッククリーチャーにプロテクションを与えても接死ダメージを軽減できないことに注意。

・《砕骨の巨人》や《厚かましい借り手》の出来事を《命の恵みのアルセイド》のプロテクションで打ち消せば、それらは追放されずに墓地に行くためクリーチャーとして唱えることができない。

・《総動員地区》は無色のクリーチャーのため、プロテクション(白)をもつ《解き放たれた狂戦士》をブロックできる。


記事後半にはサイドボードガイドも掲載されています。

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