『基本セット2020』環境のシミック・フラッシュです。

打消し呪文や瞬速持ちのクリーチャーで構成され、基本的に自分のターンは何もせずに相手のターンで動くデッキです。相手が何かすれば打ち消して、何もしてこなければ相手のターン終了時にクリーチャーを出します。

その他
岩SHOWの「デイリー・デッキ」 シミック・フラッシュ(スタンダード)

スゥルタイ・フラッシュ

出典:Sultai Flash by Felix S
Lands
1 x 島
4 x 繁殖池
4 x 内陸の湾港
1 x 神秘の神殿
3 x 水没した地下墓地
4 x 湿った墓
4 x 草むした墓
3 x 森林の墓地

Creatures
4 x 幽体の船乗り
4 x 塩水生まれの殺し屋
4 x 凶兆艦隊の毒殺者
4 x 夜群れの伏兵
4 x エリマキ神秘家

Spells
4 x 選択
2 x 見栄え損ない
4 x 暴君の嘲笑
2 x 暗殺者の戦利品
4 x 見張りによる消散

Sideboard
4 x 変容するケラトプス
2 x 暗殺者の戦利品
3 x 霊気の疾風
3 x 軽蔑的な一撃
3 x 喪心

黒を足してシミック・フラッシュの打消しを除去に変えたデッキです。Arena用リストはこちらからダウンロードできます。

このデッキでは《マーフォークのペテン師》の代わりに《凶兆艦隊の毒殺者》が採用されています。
dokusatu

出したターンにしか仕事をしない《マーフォークのペテン師》と違って、「接死」で相手のクリーチャーを討ち取れたり、タフネスが高いパワー1のクリーチャーを一方的に討ち取れたりと除去呪文として使えるだけでなく、クリーチャーなのえ相手がクリーチャーを採用していない《運命のきずな》デッキであっても腐らりません。

ミッドレンジには強いけれど、青単には弱いという意見もありました。

Jeff Hooglandによるリストもあります。
Sultai Flash by Jeff Hoogland

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シミック・フラッシュ by Martin Juza

出典:The Hottest Deck in Core Set 2020 Standard: Simic Flash By Martin Juza

Lands
8 x 島
5 x 森
4 x 繁殖池
4 x 内陸の湾港
3 x 神秘の神殿

Creatures
3 x 幽体の船乗り
4 x 塩水生まれの殺し屋
4 x マーフォークのペテン師
4 x 夜群れの伏兵
4 x エリマキ神秘家

Spells
4 x 本質の散乱
4 x 悪意ある妨害
2 x 否認
2 x 選択
2 x 中略
3 x 送還

Sideboard
4 x 幻惑の旋律
2 x ビビアン・リード
1 x 霊気の疾風
4 x 変容するケラトプス
1 x 夏の帳
1 x 打ち壊すブロントドン
2 x 否認

シミック・フラッシュについて、Channel FireballでMartin Juzaが解説記事を書いていました。
Arena用のリストはこちら

以下、記事からの抜粋&要約です。

このデッキの主なフィニッシャーは2つあります。1つは《塩水生まれの殺し屋》で、冗談で青い《タルモゴイフ》と呼んでいました。また、もう1つは《夜群れの伏兵》で、(自分のターンには呪文を唱えないので)ほとんど毎ターン無料でトークンを生成してくれます。
ensui fukuhei

以下、デッキのカード選択についてです。

1ターンに複数の青い呪文を唱えるため、クリーチャー打消し呪文は+1/+1カウンターが乗る《本質の把捉》(マナコスト青青)よりも《本質の散乱》(マナコスト1青)を優先しています。

デッキのカードはインスタント・スピードで唱えれるものを選んでいるため、《空の踊り手、ムー・ヤンリン》は不採用です。

《送還》について、当初は採用に懐疑的でしたが、相手のクリーチャーを手札に戻してテンポを稼ぐだけでなく、ほとんどの場合は自分の《エリマキ神秘家》を使いまわしたり、《夜群れの伏兵》を除去から守るのに使います。
unsummon


《呪文貫き》や《火消し》は青単のような速いデッキでは採用されますが、このデッキは試合が長引くため採用していません。

《幽体の船乗り》はこのデッキでは最弱のカードで、1ドローできる能力は良いものの複数枚は引きたくないため3枚の採用になっています。
funanori


また、青単で採用されている《執着的探訪》もこのデッキではクリーチャーが回避能力を持っていないため不採用です。

《夢呼びのセイレーン》は既にこのデッキで4マナクリーチャーを8枚も採用しているため不採用です。
yumeyobi


記事の最後にはサイドボードガイドも掲載されています。

サイドボードのカードについては以下のとおり。

《幻惑の旋律》は白単や吸血鬼などのとてもアグレッシブなデッキ用です。また、《遁走する蒸気族》も後々やっかいなことになるので対処するのは重要です。

《変容するケラトプス》は同型対決やコントロール用です。相手の《時を解す者、テフェリー》で手札に戻されません。
torikera

《ビビアン・リード》は《黎明をもたらす者ライラ》や《破滅の龍、ニコル・ボーラス》に対処するためのカードで、これらを使ったデッキがあまりいなければ他のカードと入れ替えます。

《夏の帳》はコントロール相手に《強迫》や《思考消去》を打ち消します。
veil


《打ち壊すブロントドン》は《実験の狂乱》や《荒野の再生》用です。

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