『灯争大戦』環境の白単ウィニーです。


白単アグロ by Edoardo Annunziata

出典:Ranking Up to Mythic on MTG Arena with Mono-White
White Aggro
Lands
20 x 平地

Creatures
4 x 法ルーンの執行官
4 x 不屈の護衛
4 x 短角獣の歩哨
4 x 空渡りの野心家
4 x アダントの先兵
4 x べナリアの軍司令
4 x 敬慕されるロクソドン

Spells
4 x 議事会の裁き
4 x べナリア史
4 x 軍団の上陸

Sideboard
4 x 不可解な終焉
1 x 希望の夜明け
4 x トカートリの儀仗兵
3 x 黒き剣のギデオン
1 x 不敗の陣形
2 x 暴君への敵対者、アジャニ

先日、ミシックランク58位を獲得したEdoardo Annunziatatという方が白単ウィニーについてのけっこう長い解説記事を書いていました。

メインデッキには《徴税人》や《暴君への敵対者、アジャニ》を採用せず、《短角獣の歩哨》も4枚採用して1マナクリーチャーが山盛りのデッキです。

以下、記事からの抜粋&要約です。

青をタッチしないで白単色にしている理由は2つです。

・サイドボードに青いカードを採用できるメリットよりも色事故するデメリットのほうが大きい。仮に青マナが出る土地を8枚採用していたとすると、最初の土地2枚に青マナが含まれない確率は25%にもなります。青マナが出る土地をさらに増やすと、3ターン目に《ベナリアの軍司令》が出せない確率が上がってしまいます。

・打消し呪文を無効にする《時を解す者、テフェリー》が環境を定義している中で、打消し呪文を使いたいとは思わない
teferi


20体もの大量の1マナクリーチャー(《軍団の上陸》含む)を採用しているのは、安定して速く展開できることに加えて、召集付きのカードも唱えやすくなるためです。

また、《徴税人》は《時を解す者、テフェリー》のせいでソーサリータイミングで動くカードが増えており能力があまり役に立たないため不採用です。
chouzeinin


Tipsは以下のとおり。
・あと1枚で「昇殿」するというときは、場に出ているのと同じ伝説のパーマネントを出しても「昇殿」を達成できます。

・《軍団の上陸》が誘発して反転したら、相手がブロッククリーチャーを指定する前に、トークンを出して「昇殿」して《空渡りの野心家》に飛行を持たせたり、《一番砦、アダント》から出したマナで《法ルーンの執行官》の能力を起動できます。
Enforcer
・《不敗の陣形》などで《法ルーンの執行官》が警戒を持っていたら、アタック後、相手のブロッククリーチャー指定前に能力を使って相手のブロッカーをタップできます。

・《黒き剣のギデオン》がクリーチャーのときに《不屈の護衛》の対象にしたら、以降はギデオンがクリーチャーでないときでも《不屈の護衛》で破壊不能にすることができる。

・相手が《アダントの先兵》に《ショック》を撃ってきたからライフ4点支払うと、対応して違う火力が再び飛んできた、というシチュエーションは赤単やイゼットフェニックス相手だとよくある。

・対戦相手がシャライなどで呪禁を持っていた場合、《不可解な終戦》が場を離れても対戦相手を対象にとれないため相手にトークンは出ない。
Image

・絆魂を持つクリーチャーが複数体同時にダメージを与えたとしたら、《希望の夜明け》はその数だけ誘発する。1回だけの誘発ではない。


記事の途中にはサイドボードガイドも掲載されています。プレインズウォーカーデッキや探検を使うデッキが多いとのメタゲーム予想になっています。

赤単には弱いため、赤単が多い環境でこのデッキをつかうのはおすすめしないとのことです。

スポンサードリンク

白単アグロ by Andrea Mengucci

出典:Registering 20 Plains in Standard By Andrea Mengucci
White Aggro
Lands
20 x 平地

Creatures
4 x 法ルーンの執行官
1 x 短角獣の歩哨
4 x 不屈の護衛
4 x 空渡りの野心家
4 x アダントの先兵
2 x 徴税人
4 x べナリアの軍司令
4 x 敬慕されるロクソドン

Spells
1 x 暴君への敵対者、アジャニ
4 x 議事会の裁き
4 x べナリア史
4 x 軍団の上陸

Sideboard
1 x 暴君への敵対者、アジャニ
3 x 啓蒙
4 x 不可解な終焉
3 x トカートリの儀仗兵
3 x 黒き剣のギデオン
1 x 不敗の陣形

Channel FireballでAndrea Mengcciが白単ウィニーの記事を投稿していました。MPLの1週目で使ったリストになります。

タッチ青はしておらず、純粋な白単です。タッチ青をしていない理由は、初手がタップインの 《氷河の城砦》のみだった場合や、アグロデッキ相手に《新聖なる泉》で2点ライフを支払う場合を考えるとマナ基盤が十分ではなく、《時を解す者、テフェリー》や 《ドビンの拒否権》を使えるメリットよりも、マナ基盤のデメリットのほうが大きいとのことです。

以下、記事からの抜粋&要約です。

《法ルーンの執行官》は《短角獣の歩哨》に代わる1マナクリーチャーで、ゲームが長引いたといに《再燃するフェニックス》や《黎明をもたらす者ライラ》を止めてくれます。
Enforcer

《黒き剣のギデオン》は強力なカードですが、メインデッキでは《ベナリアの軍司令》、《ベナリア史》、《暴君への敵対者、アジャニ》のほうが優れています。クリーチャー全体除去で破壊されない、序盤からプレッシャーをかけつつパーマネントを破壊できるといったことからコントロールや《運命のきずな》デッキ相手に有効です。

しかし、クリーチャーで攻めてくるデッキに対しては、このカードはトークンを出して自分を守るといったことができず、相手のターンには破壊不能でもなくなっているため、弱くなります。
gideon


このデッキの選択理由ですが、このデッキは《運命のきずな》とグルールに強く、スゥルタイと赤単に弱く、エスパーコントロール、エスパーミッドレンジ、バントミッドレンジと互角で、《運命のきずな》とエスパーコントロールがメジャーな中、その2のどちらかに相性がよくもう一方と互角なデッキがこれだったためとのことです。

記事の最後にはサイドボードガイドも掲載されています。

スポンサードリンク