『ラヴニカの献身』環境のグルール・アグロです。


グルール・アグロ by Zvi Mowshowitz

出典:Deck Guide: Green Gruul By Zvi Mowshowitz
Green Gruul
Lands
4 x 根縛りの岩山
4 x 踏み鳴らされる地
3 x 手付かずの領土
9 x 森
2 x 山
1 x グルールのギルド門

Creatures
4 x ラノワールのエルフ
4 x 生皮収集家
4 x 成長室の守護者
4 x クロールの銛撃ち
4 x グルールの呪文砕き
4 x 鉄葉のチャンピオン
3 x 無効皮のフェロックス Spells
2 x 溶岩コイル
4 x 争闘+壮大
4 x 強撃+脅威

Sideboard
4 x 燃えがら蔦
2 x ビビアン・リード
2 x 焦熱の連続砲撃
2 x 溶岩コイル
1 x シヴの火
2 x 茨の副官
1 x 蔦草牝馬
1 x 山

3マナ域に《ゴブリンの鎖回し》ではなく《鉄葉のチャンピオン》を採用した、緑タッチ赤のグルール・アグロをChannel FireballでZvi Mowshowitzが記事にしていました。

以下、記事からの抜粋&要約です。

《鉄葉のチャンピオン》は《ラノワールのエルフ》を最も活躍させれるカードで、《生皮収集家》を大きく育てるのにも貢献します。

《強撃+脅威》は、《強撃》がクリーチャー除去ですが、相手がクリーチャーがいないデッキでも《脅威》があるため腐りません。また、《脅威》から出てくるトークンは4マナ4/4トランプルとコストパフォーマンスがいいわけではありませんが、多くのクリーチャーに勝てるサイズだし、クリーチャーカードがなくてもトークンを出して攻撃が途切れないようにできます。《生皮収集家》も育ちます。


《強撃》は2マナですが格闘なので実質2ターン目には撃てません。そのため青単が2ターン目に《執着的探訪》を出してきたときへの対処として、《クロールの銛撃ち》と飛行クリーチャーに5点与える《争闘》を採用しています。また、《クロールの銛撃ち》をメインに4枚採用していることでサイドボードのスロットを節約できます。


《手付かずの領土》については、サイドボード後に赤い呪文を増やしたときに事故ってしまうため3枚におさえられていますが、ArenaのBO1でプレイするのであれば《グルールのギルド門》を《手付かずの領土》に変えます。サイドボード後に赤い呪文を増やす際は、山もサイドインします。


サイドボードの《茨の副官》は2/3というサイズが赤単や白単相手に有効なカードになります。


記事の後半にはサイドボードガイドが掲載されています。

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グルール・アグロ by Seth Manfield

出典:Red-Green Aggro (Videos) by Seth Manfield
Red-Green Aggro
Lands
1 x 森
11 x 山
2 x グルールのギルド門
4 x 根縛りの岩山
4 x 踏み鳴らされる地
2 x 手付かずの領土

Creatures
2 x 凶兆艦隊の向こう見ず
2 x ザル=ターのゴブリン
4 x 成長室の守護者
3 x クロールの銛撃ち
4 x ゴブリンの鎖回し
4 x グルールの呪文砕き
4 x 再燃するフェニックス
3 x スカルガンのヘルカイト

Spells
1 x ウルザの後継、カーン
3 x ショック
4 x 溶岩コイル
2 x 争闘+壮大

Sideboard
4 x 燃えがら蔦
1 x 争闘+壮大
1 x 凶兆艦隊の向こう見ず
1 x 混沌をもたらす者、ドムリ
2 x 焦熱の連続砲撃
1 x ウルザの後継、カーン
2 x 軍勢の戦親分
1 x 魔術遠眼鏡
2 x ビビアン・リード

Seth Manfieldによるグルール・アグロです。

ミシックチャンピオンシップ・チャンピオンシップで8勝以上を記録したTimothy Wuのリストを参考にし、《クロールの銛撃ち》がメインデッキに入っています。


以下、前述のSeth Manfield記事と以下のTimothy Wuのブログからの抜粋&要約です。
Gruul SMAAAAASH!!! by Timothy Wu

土地について、《ゴブリンの鎖回し》が4枚採用されているため赤マナが出ない土地は森1枚に絞られています。また、《手つかずの領土》では戦士を指定します。(このデッキはグルール・ウォーリアーズ(戦士)と呼ばれることもあります。)

《成長室の守護者》は4枚確定のカードで、ゲーム後半に1枚引いたら、最大で残り3枚をライブラリーから持ってこれるというのは大きなメリットです。
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特に青単に対して有効な《クロールの銛撃ち》と《ザル=ターのゴブリン》のどちらがよいかは相手によるものの、大抵の相手に《ザル=ターのゴブリン》が弱くサイドアウトしていたのと、青単が多い予想だったので《クロールの銛撃ち》のほうが多く採用されています。


5マナクリーチャーについて《包囲攻撃の司令官》ではなく《スカルガンのヘルカイト》を採用していますが、理由は「速攻があるので相手のプレインズウォーカーを落とせる」「5/5飛行ボディは大きくブロッカーとしても優秀だし、スゥルタイ・ミッドレンジが撃ってくる《最終》の-4に耐えられる。」このデッキが苦手とするスゥルタイ・ミッドレンジへの対策です。


火力について、Timothy Wuのリストでは苦手なスゥルタイ・ミッドレンジの《野茂み歩き》(サイズが大きくなるのでグルールには除去できなくなる)や《人質取り》を除去するために《稲妻の一撃》が4枚採用されており《溶岩コイル》が2枚だけメイン(サイドに2枚)に採用されていますが、Seth Manfieldのリストでは《溶岩コイル》がメインから4枚になっていましす。

サイドボードの《燃えがら蔦》はエスパー・コントロールや 《荒野の再生》を使うデッキ相手に2ターン目に出せるのがベストです。


また、Sethのリストではサイドボードに《焦熱の連続砲撃》を採用していますが、Timothyのリストではプテラマンダーも落とせてキッカーすればドレイクやジンも落とせる《シヴの火》を採用しています。


Timothy Wuの記事にはサイドボード・ガイドも掲載されています。

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