『ラヴニカの献身』のストーリー「空に舞うレザ」が(しばらく前に)公開されました(ようやく読めました)。アゾリウスのストーリーです。<br />
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以下、全部読むのが面倒な人向けの要約です。<br />
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空に舞うレザ

レザはとある法の大きな抜け穴を塞ぐためのルーン(魔法陣みたいなもの。よく分かりませんがアゾリウスでは法律文章は草稿を書いたのち、ルーンにするようです。)をアゾリウス評議会に提出しており、それに対する評議会の評価をスフィンクスのダガン先生から聞くため、アゾリウスの拠点である新プラーフにある図書館に来ていた。

タガンは、レザのルーンは評価されておりドビン・バーンも「今月見た中では最も素晴らしい法である」と褒めていた旨をレザに伝え、ドビン・バーンがレザに注目しているうちに次のルーンを続けて提出するほうがよいとアドバイスする。

レザには次回作の案があり、その裏付けを確認するため、8年ぶりに新プラーフの外に出て歴史文書館に行くことに。


新プラーフからグリフィンに乗り歴史文書館に向かっている途中、自分が書いた新しい法律が空にあるのを見つける。
「適切な身元証明の失敗に際して……」

その後、飛行機械の群れに遭遇したレザは飛行機械に接触し地面に落下してしまうが、落下した先はイゼット団のはぐれ薬術師ら「頭脳集団」のゴミ集積場で、レザは奇跡的に一命をとりとめる。

レザは新プラーフに一人で戻ろうとするが、ゴミ掃除用のワームがうろついていることから、その場にいた頭脳集団のヘンドリクの好意に甘んじて彼の家についていくことにした。

ヘンドリクの集合住宅に着くと世話係として「ジャニン」が紹介された。ジャニンは実の両親を事故で亡くしており、ヴィダルケンに育てられていた。また、レザが落下したのは頭脳集団の「狂った天才」が飛行機械を打ち落としていたせいだと教えられた。
(このイラストがジャニンらしい)



レザがジャニンからもらったヴィダルケン向けの洗浄油入りの風呂に入っていた。この洗浄油はヴィダルケン以外には有毒らしい。その後、外が暗くなってきてもヘンドリクが戻ってこないため、ジャニンとレザはヘンドリクの様子を見に行くことに。

道中、何百人もの職人が集まって発明を見せ合っており、ガラス玉に捕獲されたエレメンタルなどもいた。その人込みの中でレザはジャニンからはぐれてしまう。

そんなレザのところに一人のヴィダルケンが現れる。同じヴィダルケンに油断したレザは、そいつに参考文献が入った鞄をひったくられてしまった。

レザが頭脳集団の領域の外に出たところ、アゾリウスの 拘引者3人に声をかけれる。拘引者は身分証さえしてくれたら後は好きに新プラーフに帰ってよいというが、身分証は盗まれた鞄に入っており、レザは身分証を提示できない。

レザは自分が書いた新しい法律を思い出す。
「正当な身分証の提示を行えなかった者は、不確定の期間に渡って拘留を課せられる。」

このままでは長期間拘束され新プラーフでの名声が曇ってしまうと考えたレザは、ジャニンがくれた洗浄油(ヴィダルケン以外には有毒に近い)を地面にぶちまけて逃走する。

が、頭脳集団の建物に入る入口を見つけることができず、袋小路に追い詰められてしまう。

もう駄目かと思ったそのとき、巨大な飛行機械に乗ったヘンドリクとジャニンが現れる。ヘンドリクが乗っている飛行機械には何十ものアゾリウスの紋章が。そう、そもそもレザが落下する原因となった、飛行機械を打ち落としていた「狂った天才」とはヘンドリクであった。


レザが下を見下ろすと、誰かが事故が故意かで解き放ってしまった巨大な電気のエレメンタルに頭脳集団が囲まれていた。

頭脳集団はゴルガリ、アゾリウス、シミック、イゼットが管轄権を主張して揉めていることから管轄権について放置されており、アゾリウスの執政官らはエレメンタルを討伐する気はあり臨戦態勢で待ち構えているものの、その境界を越えてくるまではエレメンタルを攻撃する気がない。

このままでは頭脳集団がやられてしまう。そこでレザは頭脳集団を都市の中の小さな都市として認め、臨戦態勢で待つアゾリウス軍と接触する権限を頭脳集団に与える緊急法令を発令することを思いつく。

その場で開催した選挙(参加者はジャニンのみ)でヘンドリクを大判事に任命し、レザはヘンドリクの許可で助力要請を行う。
それにより待機していたアゾリウス軍が駆けつけ、エレメンタルを駆除することに成功する。



舞台は数か月後の新プラーフ。

レザは頭脳集団方領とギルド間の交渉に八か月を費し、頭脳集団に対してもろもろの許可や地役権(人の土地を使う権利)を与える法律の草案を作っていた。

それを聞いたタガンはレザに「指導を終える時が来たようですね」と言う。

「見限るのではありませんよ。私はもはや師ではありません、これからは貴方自身が師となるのです。もちろん、信じておりますよ。ですが貴方が求めるものは、バーン様のような方に対しては厳しいものとなるでしょう。とはいえ後に続く者たちの心を変えていけるなら、私達の味方はもっと増えるかもしれません。何とも言えませんけどね」

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