これまでサインについてだけ記載していましたが、アーティストプルーフについても追記しました。
-------------------------------
マジックフェスト以外でアーティストにカードにサインしてもらったり、スケッチ入りのアーティストプルーフを購入する方法です。
戻りの送料が追跡サービス付きで送り返してくるので2000円くらいかかったり、エージェントや送金の手数料がかかったり等、マジックフェスト会場でサインしてもらうよりお金はかかりますが、グランプリで並ぶより時間の節約になるので楽だし、待っているだけじゃサインをもらえない人からもらえます。
一度サインやアーティストプルーフの沼にハマりだしたら、いつの間にか送料2000円は気にならなくなり、サイン1枚$3も気にならなくなり、そのうちデュアルランドが安く感じるようになり、レガシーのデッキが組めるくらいにはお金をつぎ込んでいると思います。
Terese Nielsen @tnielsenartから返って来た〜。オマケにチャンドラのクリスマスバージョンのメッセージカードもゲット。嬉しい。
— 平平 (@hirahiramtg) 2018年12月20日
Thank you !!Beautiful !!! pic.twitter.com/UR7n25pkaU
非フォイル50枚、フォイル30枚だけ作られる裏面が白いカードで、試合では使えない。裏面にスケッチをしてもらったり、単に貴重ということで表面にサインを入れただけのものを集めている人もいる。
なお、マジックフェスト等で直接貰ったりWebストアから頼むのではなくメール等で依頼した場合、数か月とか1年待つのはよくある話。
【重要】事前準備
・PayPalにアカウントを作っておく。・PayPalで支払うために銀行口座またはクレジットカードを登録しておく。
アーティストやエージェントへの支払いにはPayPalを使うことが多いためアカウントを作っておく必要があります。また、スピード勝負ですぐに支払わないといけない場合もあるため、支払いが滞らないよう準備をしておきます。
PayPalのページはこちら。
※送金豆知識
・クレジットカードで送金する場合、送金直前の画面でPayPalで為替レートを計算するみたいなのが書いてありますが、PayPalだと5%とか手数料をとられるので、クレジットカード会社のレートで計算するに変更します。すると2%未満の手数料で済みます。
・買い手保護を利用する場合、相手が受け取る金額が4.4%+50セントとか引かれてしまうため、その分を上乗せして送金する必要があります。上乗せ分は相手が4%とか5%とか指定している場合には、そちらに従います。
アーティストが直接受け付けているパターン
メールでアーティスト本人にカードを直接郵送するとサインしてくれたり、アーティスト本人のページ等からアーティストプルーフを購入できたりします。お金の支払い方法は様々です。名前をクリックするとアーティストのページに飛びます。「返送用封筒同梱してください。ただし国際返信切手券はダメだよ」パターンしかないアーティストについては、後述のエージェントによる代行サービスを利用するのがよいと思います。
また、エージェントには何人ものアーティストをまとめて頼めるので、基本はエージェント経由のほうがよいと思います。
以下は一例です。好きなアーティストの名前でGoogleやTwitter、facebookで検索してみましょう。Webページがなくても、Twitterやfacebookでプライベートメッセージを送って個別に対応してくれたりもします。
アーティスト名 | 補足 |
Terese Nielsen | ●サイン 25枚まででシャドーサインは2枚扱い。代金は送料15ドル+チップで、paypalでterese@tnielsen.comに支払い可能。自分の住所を書いたものとPaypalの領収書を印刷したものを同梱しておく。Terese Nielsenは多分すごくいい人。 ●アーティストプルーフ プルーフのみ購入可能で、スケッチまではしてくれない。 |
Rebecca Guay | ●サイン Webで注文して、明細と一緒にカードを送付。20枚単位。送料も合わせて支払うので楽。拡張アートもやってくれるのは珍しい。 ●アーティストプルーフ 基本的に販売していないが《オーラ術師》と《コショウ煙》だけ裏面に簡単なスケッチを描いたものを$100で販売している。2020年5月まではRebeccaが不在のため注文不可能。 なお、期間限定でプルーフ販売で$500以上注文したら白黒スケッチ1つサービスみたいなことをやっていたので、いつかまたやるかもしれない。 |
John Avon | ●サイン 1枚1ポンド。イベントでは1人あたりの枚数を限定してるからたくさんサインしてほしい人は郵送してねとのこと。送料はリンク先の下のほうに記載。拡張アートもやってくれる。支払いはpaypal。エージェント経由でも貰えし、そのほうが安心感がある。 ●アーティストプルーフ 公式ページでは売っていない |
Noah Bradley | ●サイン 《べナリア史》や《副陽の接近》の人。25枚単位。Webから注文系。エージェント経由でも貰える。 ●アーティストプルーフ 表面にサインが入ったものは購入できるが、スケッチは入れてもらえない。グランプリ会場で《ベナリア史》が7000円くらいした記憶があるがWebサイトだと$50だった。 |
Randy Gallegos | ●サイン Webで注文系。注文したら送付先を教えてもらえるらしい。ストロングホールド版の《ショック》など。 ●アーティストプルーフ アーティストプルーフはメールで直接依頼すれば購入可能。カラースケッチは$200とちょっと高い。価格表の最終更新日が2020年2月時点で2019年3月だったのでエージェント経由のほうが安心感がある。 |
Randy Vargas | ●サイン エージェント経由で依頼する必要あり。 ●アーティストプルーフ 左記リンクから購入可能。クオリティ高いのでおススメ。 |
Justine Jones | Secret LAIRの《スリヴァーの首領》などを描いている人。 ●サイン 不明。誰かがエージェントになってくれるのを待つ。 ●アーティストプルーフ 左記リンクのEstyというWebサイトからスケッチ付きで購入可能。注文するときは住所を英語表記で入力しないとアーティストを困らせてしまうので注意。なお、Estyでスケッチ付きのプルーフを売っているアーティストは他にも結構いる。 |
Milivoj Ćeran | 《大釜の使い魔》などの人。 ●サイン エージェント経由 ●アーティストプルーフ facebookで本人にダイレクトメッセージを送るとプルーフとスケッチの価格表を送ってくれる。 プルーフ代+$110で液体クロームペンを使ったスケッチもやってくれる。
|
Jenn Ravenna | ●サイン エージェント経由 ●アーティストプルーフ 左記リンクにあるストアから注文できるが、基本的に自作映画の撮影でJennは忙しいので、たまにしか受け付けていない。Twitter(@JennRavenna)をチェック要。一瞬で売り切れる。注文時に要望をかけるので事前に考えておく。 |
Steven Belledin | ●サイン エージェント経由。次回がいつになるかは不明。 ●アーティストプルーフ 左記のサイトから購入可能だが、スケッチは頼めない。Stevenの気分で描いたスケッチがたまに補充される。すべて1点もの。 |
Nottsuo (脳痛男) |
●サイン メールでのサインはやっていない。 ●アーティストプルーフ 左記のページからスケッチ付きで依頼可能。細いペンを買ったらしく、スケッチがパワーアップしたように見える。 |
Dan Frazier | ●サイン 《激励》、《モックス・ダイアモンド》など。エージェント経由でサインをもらうほうがよい。 |
Mark Zug | ●サイン 《ベナリアの軍司令》、《虚空の盃》、《貴族の教主》など。18枚まで9ポケットに入れて送ってよいが、支払済の返信用封筒を同梱しないといけないので、エージェント経由でサインをもらうほうがよい。 |
Heather Hudson | ●サイン 《花の壁》、《巻物棚》など。支払済の返信用封筒が必要なので日本人には難易度高し。エージェント経由でサインをもらうほうがよい。 |
エージェントによる代行サービス
エージェントにより扱うアーティストが異なるため、とりあえず全部のfacebookグループに入っておけばよいです。サインについては、エージェントへのカードの送付期限が書かれているので、それまでに送付します。また、アーティストプルーフについては、エージェントにダイレクトメッセージで依頼するか、エージェントが唐突にプルーフ欲しい人を募集する投稿をするのでそれを見たらエージェントにダイレクトメッセージを送付します。
カードを送る際は、アーティスト名、カード名、エキスパンション、foil/non-foil、数量、サインの色、自分の住所、名前、メールアドレスを記載したリストも同梱します。
●Mark's artist signature service
MarkさんにメールするかFacebookでプライベートメッセージで聞くと、送付先の住所を教えてくれます。
アーティストごと/サインの色ごとにカードをまとめてジッパーバッグ等の再開封可能なものに入れて、1インチ四方の紙に自分の名前、色、アーティスト名、サイン数を書いたものを中に入れて送ります。
●Jack's Magic:The Gathering Signing Service and Artwork page
Jackさんに送るときはアーティストごとに袋を分ける必要はなく、1つの袋にまとめてカードを入れて、リストとともに送ります。→手が回らなくなったようで、もうエージェントはやめるようです。
●Givememana's Signed Magic the Gathering cards.
●Yet another signing group for James Ryman, Chris Seaman, Kev Walker, + more
●Kevin's Trademarked: Magic The Gathering Signing Group
●MountainMage's Magic: the Gathering Signature Service
カードを送るときはアーティストごとにカードを分け、自分の名前と、サインの総数(10 x Black、4 x Goldとか)を記載します。
●Magic art service by Ilya Shch
ロシア系。ただし、KevinやMattew(MountainMage)経由でもIlyaに頼める。
●Seb Mckinnon Signing Service!
Seb McKinnon専用。
●SIGNED CARDS - Buy/Sell/Trade, Authenticate - Magic: the Gathering
サイン入りのカードを売買するところ。
●Magic the Gathering artist proof cards sale trade display
こちらにも梱包の仕方が書いてあります。
Shipping Guidelines for Cards
私は100円均一で買ったジッパバッグにカードを入れて、それをさらに切った段ボールで挟んで、それをさらに大きめのジッパーに入れて、最後はクッション封筒に入れて送りました。
シッパーバッグはこういうやつです。
テープで止める部分については、テープをはがしやすいようにドッグイヤーにしておきます。
送料についてですが、カードを20枚~30枚くらいアメリカに送る場合、郵便局の人にお任せしたら330円くらいで送れました(追跡サービスをつける場合は410円が追加でかかります)。航空便で1週間程度で届きます。ただし、この場合(=郵便局のスモールパケットの場合)、中に手紙を入れたらダメで、カードのリストくらいは入れてもいいとのことです。
カードを送るときは個別にスリーブには入れずにまとめて入れて送ります。(アーティストの負担になるため)
東京MTGのイベントに行く
東京MTGはアーティストを招待してのイベントに力を入れており、東京MTGがアーティストを招待する「アーティスト会」と、アーティストに場所を提供する「ハングアウト」を開催します。「アーティスト会」ではバラバラだった料金体系を統一するとのこと。詳細はこちら。
ショップ主催なので割高ですが、2020年1月にはなかなかスケッチを頼めないJenn Ravennaに頼めたり、後はプレイマットにスケッチを頼んだり、サイン帳にサインしてもらったりとエージェント経由では難しいことも頼めたり、英語でなんて頼んだらよいのかわからないことも通訳してもらえたりするのも魅力です。
スポンサードリンク
コメント
コメント一覧 (4)
美しいですね。私も欲しいと思って値段みたらやはりそれなりに高かったので、もっとお手頃なフォイルに貰いたいところではあります。
teamhirahira
がしました
teamhirahira
がしました
お役に立ててよかったです!今後はサイン関連ももっと記事を更新してみます!
teamhirahira
がしました
teamhirahira
がしました