『ラヴニカのギルド』環境の赤単です。




BIGs 藤本岳大 あ、勝たん赤単 GP静岡前に一度は読んでいただきたい赤単ガイド(動画もあるよ)

赤単(格安バージョン)

出典:The Return of Two Tix RDW
Mono-Red
Lands
20 x 山

Cleatures
4 x 狂信的扇動者
4 x ギトゥの溶岩走り
4 x 静電場
4 x ヴィーアシーノの紅蓮術師
4 x どぶ潜み

Spells
4 x 溶岩コイル
4 x ショック
4 x 魔術師の稲妻
4 x 稲妻の一撃
4 x ケルドの炎

Sideboard
3 x 歩哨のトーテム像
4 x 金剛牝馬
4 x 焦熱の連続砲撃
4 x 火による戦い

《遁走する蒸気族》、《ゴブリンの鎖回し》、《再燃するフェニックス》などが入っていない格安の赤単デッキ。安いけれど、それなりに強いデッキというコンセプトで作られています

代わりに《静電場》や《どぶ潜み》を採用しています。



また、《実験の狂乱》の枠には《ケルドの炎》が採用されています。


個々のカードが与えるダメージが小さいことから、ダメージを増幅させるためにこれらのカードが採用されています。

例えば《どぶ潜み》と《ケルドの炎》の3章が揃えば、《ショック》1発で《どぶ潜み》4点+《ショック》4点の8点ダメージになります。 

ちなみち、《どぶ潜み》を使ったレシピをJeff Hioglandもブログに書いてました。
Mono Red Mememin

サイドボードについて、《歩哨のトーテム像》は墓地を活用してくるゴルガリ用、《金剛牝馬》はミラーマッチ用、《焦熱の連続砲撃》はトークンデッキ用、《火による戦い》はライラなどを出してくるデッキ用とのことです。


ここから始めてちょっとづつ買い足していけばグランプリレベルの赤単になるので、アリーナや初心者用として組むのによいかもしれません。

通販ショップの駿河屋:ケルドの炎
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赤単 by Frank Karsten

Mono-Red
Lands
22 x 山

Cleatures
4 x 狂信的扇動者
4 x ギトゥの溶岩走り
4 x 遁走する蒸気族
4 x ヴィーアシーノの紅蓮術師
4 x ゴブリンの鎖回し
1 x 再燃するフェニックス

Spells
1 x 溶岩コイル
4 x ショック
4 x 魔術師の稲妻
4 x 稲妻の一撃
4 x 実験の狂乱

Sideboard
3 x 溶岩コイル
2 x 宝物の地図
2 x 火による戦い
2 x 焦熱の連続砲撃
2 x 再燃するフェニックス
2 x 軍勢の戦親分
1 x 苦悩火
1 x 山

Channel FireballでFrank Karstenがプロツアーで使用した赤単について記事を書いていました。
プロツアーでの成績は3-3(ドロップ)だったとのことです。
以下、記事からの抜粋&要約です。
ちなみに、確率計算が大好きなFrankの記事なので、元記事にはもっと数字が出てきます。

リスト自体は、 Etienne Busson のグランプリ・リールの優勝デッキにちょっと手を加えたものになります。

Etienne Bussonのデッキは4マナのカードが6枚入っていましたが、それだとデッキが重たく手札で4マナのカードが腐る可能性が高いので、《再燃するフェニックス》を1枚、《溶岩コイル》に変えています。
ジェスカイ・コントロールが《弾けるドレイク》を採用しているので《溶岩コイル》がコントロール相手でも腐らず、《魔術師の稲妻》を1枚、《溶岩コイル》に変えるのも考えられるとのことです。

《実験の狂乱》はこのデッキで最強のカードで少なくとも1枚は引きたいカードであることから、4枚採用されています。
相手が《イクサランの束縛》を撃ってきそうな場合、複数枚を場にだすようにします。
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クリーチャーについて、本当は1マナクリーチャーを増やしたかったけれど、いい感じのがいなかったのと、2マナのクリーチャーには《凶兆艦隊の向こう見ず》等がいるけど赤単で1マナクリーチャーよりも2マナクリーチャーを増やすのはおかしいということで今のリストになっているそうです。


サイドボードについて、《宝物の地図》はいわゆる変形サイドボードで、赤単コントロールのようになります。その場合、もっと土地が必要になるためサイドボードに山が1枚入っています。

しかし、今や変形サイドボードはネタバレしているのと、ゲームが長引くとゴルガリの《殺戮の暴君》に対処できなかったりするため、先手の時はコントロールプランへの変形サイドボードはせず、アグロプランにするそうです。

《軍勢の戦親分》は対ジェスカイコントロール用のカードです。《危険因子》も考えたけれど、《実験の狂乱》と相性がよくないし、《活力回復》で3点ゲインされるので4点ダメージがあまり効かないということで《軍勢の戦親分》になっています。



また、記事中では「手札に山があるときに、山をプレイしてから《実験の狂乱》をプレイするか」についての考察もありました。

手札の山が7枚目までであれば、基本的に手札の山をプレイしてから《実験の狂乱》をプレイとのことです。ただし、6枚目や7枚目の場合、「今すぐ《溶岩コイル》を撃ちたい」みたいなときはデッキトップの山をどかして欲しいカードを撃てる確率を上げるために、先に《実験の狂乱》をプレイします。
8枚目の山の場合は、すでにマナは十分なのでデッキトップの山をどかしてより多くスペルを唱えることができるよう、先に《実験の狂乱》をプレイします。


以下、記事の後半に書いてあったTipsです。
・《再燃するフェニックス》を追放されそうになったら、自分で焼いて墓地に送る。

・《実験の狂乱》が出ている場合、ドロー前に《実験の狂乱》でデッキトップを見るのを忘れずに。インスタントであればドローしてしまったら唱えられなくなってしますけど、ドロー前であれば唱えることができる。

・初手に1マナクリーチャーがいても、《遁走する蒸気族》も手札にあってその他のカード次第では、1ターン目に1マナクリーチャーを出さずに《遁走する蒸気族》を出してから1マナクリーチャーを出すこともある。


・4/4の《遁走する蒸気族》がチャンプブロックされた後に、うっかりカウンターを取り除いてマナを出さないこと。ダメージを食らっている《遁走する蒸気族》は死ぬ。

・《焦熱の連続砲撃》は海賊以外に2点なので、《狂信的扇動者》には効かない。

・《実験の狂乱》を引いた時に備えて、手札の土地はどんどん出していく。ブラフで持っておかなくていい。

・例えば、相手のライフが残り4、場には《黎明をもたらす者、ライラ》がいるのに対して、こちらには2/2が3体いるという状況の場合、3体でアタックしてライラにブロックされた1体を自らショックで焼けば勝てる。

・相手が打ち消し呪文を構えているだけっぽかたら、あえて何もしないのも手。また、単体除去を持ってそうだったら除去されてもいいほうから出す。(《遁走する蒸気族》よりも《ヴィーアシーノの紅蓮術師》を囮で出す。

・相手がシャライをコントロールしていて呪禁を持っているときに《ヴィーアシーノの紅蓮術師》を出したら、対象が自分しか選べないので自分が2点くらう。

・《暗殺者の戦利品》を撃たれたときに土地を探すのは任意なので、デッキトップが欲しいカードだと《実験の狂乱》で分かっているときには土地を探さない選択も取りうる。

・《軍勢の戦親分》の能力で強制アタックなのは、このターンに生成された1体のみ。


記事の最後の方にはサイドボードガイドが掲載されています。

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