『ラブニカのギルド』環境のジェスカイ・コントロールです。
グランプリ静岡2018の原根プロによるデッキテクは以下。
デッキテク:原根 健太の「地図ミゼット・コントロール」
ワールドマジックカップで優勝したフランスチームのジェスカイ・コントロールについて解説記事がChannel Fireballにアップされていました。フランス国旗とジェスカイカラーが同じというところが感慨深いです。
以下、記事からの抜粋&要約です。
このデッキの一番の特徴は、《パルン、ニヴ=ミゼット》や《弾けるドレイク》といったフィニッシャーを採用しておらず、相手の除去を全部腐らせている点です。
また、《パルン、ニヴ=ミゼット》は強力なカードだけれども、それは《潜水》や《宝物の地図》と組み合わせた場合であって、他のカードと組み合わせないと強くない6マナのカードは信頼できないということも不採用の理由だそうです。
その代わり、長生きできるよう除去やアドバンテージを取れるカードを増やしています。
このデッキのフィニッシャーは《火による戦い》で、11マナ揃ったらキッカー付きで《火による戦い》を唱え、 《発展》でコピーして20ダメージ叩き込みます。(キッカーコストは点数で見たマナ・コストに含まれない)
盤面を無視して逆転できるため、相手が《ビビアン・リード》の奥義+《殺戮の暴君》という盤面でも、何度か勝ったことがあるとのことです。
また、《火による戦い》は通常の5点火力として《パルン、ニヴ=ミゼット》や育った《野茂み歩き》を除去するのにも役立ちます。
《ミラーリ予想》があるため、遠慮せずに序盤に《火による戦い》や《発展+発破》を使えます。
《発展》はゴルガリが前方確認するために撃ってきた《強迫》をコピーして、相手の手札からプレインズ・ウォーカーを捨てさせることもできます。
ゴルガリに対して有利で、ワールドマジックカップにおいては各チームは真ん中にキャプテンが座ってゴルガリを使うだろうと考え、フランスチームはこのジェスカイ・コントロールが真ん中に座ったとのことです。
採用している除去について、《封じ込め》はテフェリーを守り、《イクサランの束縛》は《ビビアン・リード》や《パルン、ニヴ=ミゼット》を追放し、《溶岩コイル》はソーサリーなので《ミラーリ予想》の2章で回収できるカードを増やします。
1枚だけ入っている《一瞬》は《不滅の太陽》などをバウンスするのに使ったり、《ミラーリ予想》が墓地に行く前に手札に戻してまた《一瞬》を回収して使いまわし続けるのにも使えます。
《イゼット副官、ラル》は《パルン、ニヴ=ミゼット》を撃ち落とすために採用されています。
記事の最後には、サイドボードガイドが掲載されています。
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Adrian SullivanにRudy Brikszaが独自の変更を加えたリストになります。
以下、記事からの抜粋&要約です。
4点追放火力の《溶岩コイル》の採用が増えて来ているため、タフネスが4の《奇怪なドレイク》や、追放されると弱い《再燃するフェニックス》はやめて、タフネス5の《つぶやく神秘化》を採用しています。
《発展+発破》については、役にたつ機会が少ないということで枚数が1枚に減らされています。(Adrian Sullivanのデッキのように《奇怪なドレイク》やニヴ+発破で大ダメージを与えたり、《轟音のクラリオン》+《発展》で 《殺戮の暴君》を倒したりができなそうなので、Adrian Sullivanのデッキとは戦いかたが変わりそうです。)
代わりに《残骸の漂着》と《溶岩コイル》が増やされています。
《残骸の漂着》は《神聖なる泉》(青白ショックランド)がないせいで最近あまり見かけず人々があまり意識していないので、このデッキでは最強の除去になっています。
サイドボードは、Adrian Sullivanのリストと比べて《呪文詐欺》が《火想者の研究》に変わっています。
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Riley Knightによるコントロールデッキの比較解説記事から。
以下、記事からの抜粋&要約です。
青白系コントロールが《ドミナリアの英雄、テフェリー》の奥義をフィニッシャーにするのに対して、このデッキは《パルン、ニヴ=ミゼット》と《発破》によるダメージで直接トドメをさす構成になっています。
《宝物の地図》や《呪文詐欺》からでる宝物トークでマナを加速し、相手のライフを一撃で削りきることもあります。
《パルン、ニヴ=ミゼット》がいるときに《発破》を撃てば、ニヴ様の能力と《発破》によるカードドローにでさらに追加ダメージが入るのも覚えておく必要があります。
このリストは、今後は《発破》による大ダメージが警戒されてしまうのと、《轟音のクラリオン》の枚数を減らしておりアグロデッキへのガードを下げていることから、今後はこのリストが正解になるとは限らないとのことです。
そのうち、Adrian Sullivan本人による解説記事がアップされたら、また追記しようと思います。
【11/24追記】
Adrian Sullivan本人による解説記事がアップされました。
Milwaukee Brews By Adrian Sullivan
《パルン、ニヴ=ミゼット》4枚が入っていることについて、《イオン化》や《悪意ある妨害》を構えているだけだと勝機を逃してしまうため、《パルン、ニヴ=ミゼット》でさっさと相手を倒すという考え方とのことです。
以下、記事からの抜粋&要約です。
《宝物の地図》から出た宝物トークを使って、5ターン目に《潜水》などを構えながら《パルン、ニヴ=ミゼット》を出します。
《奇怪なドレイク》について、4マナの《弾けるドレイク》と比べて3マナと軽い点はアグロデッキ相手に対してはカードドローよりも重要で、コントロール相手では4マナタップしたら相手に返しのターンでテフェリーを出されてしまうリスクが残ります。
《再燃するフェニックス》について、《弾けるドレイク》は1ドローできるものの除去されたら終わりですが、《再燃するフェニックス》は追放できない相手に対しては何度も場に戻ってくるため《弾けるドレイク》よりも効果的です。
当初は《再燃するフェニックス》を複数枚採用していましたが、《溶岩コイル》を多く見かけるメタゲームのためサイドボードに追いやられ、最終的にはサイドボードのスロットを節約するためにメインボードに1枚になりました。そのため、メインボードから《奇怪なドレイク》を1枚削っています。
【11/30追記】
Channel Fireballで Paulo Vitor Damo da Rosa もチューニングしたリストを掲載しました。
Tuning the Grand Prix Winning Jeskai Deck By Paulo Vitor Damo da Rosa
《溶岩コイル》は《封じ込め》に変えていて、ニヴやドレイクとシナジーあるけど、除去できる範囲が多いし、ゴルガリがサイドインしてくる《真夜中の死神》の能力を誘発させないし、《ドミナリアの英雄、テフェリー》の能力で土地を2枚起こした後に使えるしで《封じ込め》4枚は自動的に採用されるとのことです。
Adrianのサイドボードにあった《苦悩火》について、コントロール相手にトドメさせるほどマナ出ないということで、ニヴを早いターンに出すための《血の血脈、サルカン》に変えています。
【12/8追記】
Adrian本人による改良版のリストと、サイドボードガイドが掲載されました。
相手の《宝物の地図》を打ち消すために《呪文貫き》を1枚から2枚に増やしたそうです。
Niv-Mizzet: The Core, The Update, The Sideboard Guide By Adrian Sullivan
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10/6のMOPTQでスイスラウンド9-0、最終成績3位だったリストです。
《発展+発散》が4枚も入っているのかと思いながらリストを読んでいくと《アゾールの門口》も4枚入っています。
《アゾールの門口》が反転した《太陽の聖域》(タップで自分のライフ総量分の好きな色のマナを加える)から 大量にマナを出し、《発散》で大量ダメージ&ドローします。
ライフが1桁になっていても、《太陽の聖域》で数マナ出るだけで十分強いという考え方のようです。
《ドミナリアの英雄、テフェリー》の土地アンタップ誘発に対応して《太陽の聖域》からマナを出し、アンタップした《太陽の聖域》からさらにマナを出せば大ダメージを与える&大量ドローすることができます。
デッキのマナベースについて解説している以下の記事で、このデッキについても触れていました。
How Do the Mana Bases of Top Standard Decks Measure Up? By Frank Karsten
以下、記事からの抜粋&要約です。
・サイドボードの《べナリア史》をマナカーブどおりに出すには白マナ源が18枚必要だが14枚しか入っていない。
サイドボードのカードなので少しくらい不足していても気にしないが、メインデッキに《残骸の漂着》が入っているので白マナ源は16枚必要。
・《悪意ある妨害》のために青マナ源は18枚必要だが、このデッキでは21枚入っている。島を数枚、平地に変更すべき。
・《轟音のクラリオン》を3ターン目に唱えるためには、赤12、白12、赤白どちらか出るのが合計19必要だが、赤11、白14、どちらか出るのが22枚のため、赤マナを加えるのがよい。
以上をふまえて、《曲がりくねる川》1枚、《硫黄の滝》1枚、島1枚を《聖なる鋳造所》1枚、《断崖の避難所》1枚、《平地》1枚に変えるとよいそうです。
また、青青を要求する《悪意ある妨害》は《本質の散乱》や《イオン火》に変えて、サイドボードの《べナリア史》もやめるか検討の余地があるとのことです。
Todd Andersonはサイドに《べナリア史》ではなく《軍勢の戦親分》を入れていました。
また、このリストをShaheen Sooraniがカスタマイズしていました。
以下の記事の下のほうにリストがあります。
Why Am I Not Playing Esper? by SHAHEEN SOORANI
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以下のツイートのデッキリストへのリンクは最初はデッキリストのページに飛んだのですが、今はリンク切れになっていました。
赤青バーンに白を足すことで、海賊以外の全体2点の《焦熱の連続砲撃》ではなく、全体3点の《轟音のクラリオン》を採用できたり、最強カードの《ドミナリアの英雄、テフェリー》を採用できたり、《残骸の漂着》が採用できるところが魅力的です。
配信をみていましたが、同じく《危険因子》が入った赤単に先に焼き切られていましたが、サイド後はシャライやライラで巻き返せそうです。
サイドボードの《運命のきずな》は、対コントロールでサイドインするそうです。
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- ジェスカイ・コントロール By Arnaud Hocquemiller【12/25追記】
- ジェスカイ・コントロール by Rudy Briksza【11/28追記】
- ジェスカイ・コントロール by Adrian Sullivan【12/8追記】
- ジェスカイ・コントロール【10/13追加】
- ジェスカイ・バーン
グランプリ静岡2018の原根プロによるデッキテクは以下。
デッキテク:原根 健太の「地図ミゼット・コントロール」
ジェスカイ・コントロール By Arnaud Hocquemiller
出典:French Jeskai at the World Magic Cup By Arnaud HocquemillerFrench Jeskai By Arnaud Hocquemiller | |
Lands
3 x 島 3 x 平地 4 x 氷河の城砦 4 x 断崖の避難所 4 x 聖なる鋳造所 4 x 蒸気孔 4 x 硫黄の滝 Creatures なし Spells 1 x 一瞬 1 x 否認 1 x 溶岩コイル 4 x 活力回復 2 x 封じ込め 2 x 火による戦い 3 x イオン化 4 x 轟音のクラリオン 4 x 薬術師の眼識 2 x 残骸の漂着 1 x イクサランの束縛 1 x イゼット副長、ラル 3 x ドミナリアの英雄、テフェリー 1 x ミラーリ予想 3 x 発展+発破 1 x 中略 |
Sideboard
1 x 浄化の輝き 1 x 神聖の発動 1 x イクサランの束縛 2 x 溶岩コイル 3 x 軍勢の戦親分 2 x 黎明をもたらす者ライラ 1 x 否認 1 x パルン、ニヴ=ミゼット 1 x 封じ込め 2 x 絶滅の星 |
ワールドマジックカップで優勝したフランスチームのジェスカイ・コントロールについて解説記事がChannel Fireballにアップされていました。フランス国旗とジェスカイカラーが同じというところが感慨深いです。
以下、記事からの抜粋&要約です。
このデッキの一番の特徴は、《パルン、ニヴ=ミゼット》や《弾けるドレイク》といったフィニッシャーを採用しておらず、相手の除去を全部腐らせている点です。
また、《パルン、ニヴ=ミゼット》は強力なカードだけれども、それは《潜水》や《宝物の地図》と組み合わせた場合であって、他のカードと組み合わせないと強くない6マナのカードは信頼できないということも不採用の理由だそうです。
その代わり、長生きできるよう除去やアドバンテージを取れるカードを増やしています。
このデッキのフィニッシャーは《火による戦い》で、11マナ揃ったらキッカー付きで《火による戦い》を唱え、 《発展》でコピーして20ダメージ叩き込みます。(キッカーコストは点数で見たマナ・コストに含まれない)
盤面を無視して逆転できるため、相手が《ビビアン・リード》の奥義+《殺戮の暴君》という盤面でも、何度か勝ったことがあるとのことです。
また、《火による戦い》は通常の5点火力として《パルン、ニヴ=ミゼット》や育った《野茂み歩き》を除去するのにも役立ちます。
《ミラーリ予想》があるため、遠慮せずに序盤に《火による戦い》や《発展+発破》を使えます。
《発展》はゴルガリが前方確認するために撃ってきた《強迫》をコピーして、相手の手札からプレインズ・ウォーカーを捨てさせることもできます。
ゴルガリに対して有利で、ワールドマジックカップにおいては各チームは真ん中にキャプテンが座ってゴルガリを使うだろうと考え、フランスチームはこのジェスカイ・コントロールが真ん中に座ったとのことです。
採用している除去について、《封じ込め》はテフェリーを守り、《イクサランの束縛》は《ビビアン・リード》や《パルン、ニヴ=ミゼット》を追放し、《溶岩コイル》はソーサリーなので《ミラーリ予想》の2章で回収できるカードを増やします。
1枚だけ入っている《一瞬》は《不滅の太陽》などをバウンスするのに使ったり、《ミラーリ予想》が墓地に行く前に手札に戻してまた《一瞬》を回収して使いまわし続けるのにも使えます。
《イゼット副官、ラル》は《パルン、ニヴ=ミゼット》を撃ち落とすために採用されています。
記事の最後には、サイドボードガイドが掲載されています。
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ジェスカイ・コントロール by Rudy Briksza
出典:Step 1: Play Niv-Mizzet, Step 2: Profit By Rudy BrikszaJeskai Control By Rudy Briksza | |
Lands
5 x 島 4 x 氷河の城砦 4 x 断崖の避難所 4 x 聖なる鋳造所 4 x 蒸気孔 4 x 硫黄の滝 Creatures 3 x つぶやく神秘化 4 x パルン、ニヴ=ミゼット Spells 3 xドミナリアの英雄、テフェリー 3 x 轟音のクラリオン 2 x 潜水 1 x 発展+発破 2 x イオン化 3 x 溶岩コイル 4 x 選択 2 x 残骸の漂着 1 x ショック 1 x 呪文貫き 2 x 中略 4 x 宝物の地図 |
Sideboard
2 x 苦悩火 1 x 浄化の輝き 1 x 軽蔑的な一撃 2 x イクサランの束縛 2 x 黎明をもたらす者、ライラ 1 x 否認 2 x 封じ込め 1 x 残骸の漂着 1 x 火想者の研究 2 x 絶滅の星 |
Adrian SullivanにRudy Brikszaが独自の変更を加えたリストになります。
以下、記事からの抜粋&要約です。
4点追放火力の《溶岩コイル》の採用が増えて来ているため、タフネスが4の《奇怪なドレイク》や、追放されると弱い《再燃するフェニックス》はやめて、タフネス5の《つぶやく神秘化》を採用しています。
《発展+発破》については、役にたつ機会が少ないということで枚数が1枚に減らされています。(Adrian Sullivanのデッキのように《奇怪なドレイク》やニヴ+発破で大ダメージを与えたり、《轟音のクラリオン》+《発展》で 《殺戮の暴君》を倒したりができなそうなので、Adrian Sullivanのデッキとは戦いかたが変わりそうです。)
代わりに《残骸の漂着》と《溶岩コイル》が増やされています。
《残骸の漂着》は《神聖なる泉》(青白ショックランド)がないせいで最近あまり見かけず人々があまり意識していないので、このデッキでは最強の除去になっています。
サイドボードは、Adrian Sullivanのリストと比べて《呪文詐欺》が《火想者の研究》に変わっています。
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ジェスカイ・コントロールl by Adrian Sullivan
出典:The Different Flavors of Standard Control by Riley KnightJeskai Control by Adrian Sullivan | |
Lands
4 x 氷河の城砦 4 x 断崖の避難所 5 x 島 4 x 聖なる鋳造所 4 x 蒸気孔 4 x 硫黄の滝 Creatures 2 x 奇怪なドレイク 1 x 再燃するフェニックス 4 x パルン、ニヴ=ミゼット Spells 3 xドミナリアの英雄、テフェリー 3 x 轟音のクラリオン 2 x 潜水 3 x 発展+発破 2 x イオン化 2 x 溶岩コイル 4 x 選択 1 x 残骸の漂着 1 x ショック 1 x 呪文貫き 2 x 中略 4 x 宝物の地図 |
Sideboard
2 x 苦悩火 1 x 浄化の輝き 1 x 軽蔑的な一撃 2 x イクサランの束縛 2 x 黎明をもたらす者、ライラ 1 x 否認 2 x 封じ込め 1 x 残骸の漂着 1 x 呪文詐欺 2 x 絶滅の星 |
Riley Knightによるコントロールデッキの比較解説記事から。
以下、記事からの抜粋&要約です。
《宝物の地図》や《呪文詐欺》からでる宝物トークでマナを加速し、相手のライフを一撃で削りきることもあります。
《パルン、ニヴ=ミゼット》がいるときに《発破》を撃てば、ニヴ様の能力と《発破》によるカードドローにでさらに追加ダメージが入るのも覚えておく必要があります。
このリストは、今後は《発破》による大ダメージが警戒されてしまうのと、《轟音のクラリオン》の枚数を減らしておりアグロデッキへのガードを下げていることから、今後はこのリストが正解になるとは限らないとのことです。
そのうち、Adrian Sullivan本人による解説記事がアップされたら、また追記しようと思います。
【11/24追記】
Adrian Sullivan本人による解説記事がアップされました。
Milwaukee Brews By Adrian Sullivan
《パルン、ニヴ=ミゼット》4枚が入っていることについて、《イオン化》や《悪意ある妨害》を構えているだけだと勝機を逃してしまうため、《パルン、ニヴ=ミゼット》でさっさと相手を倒すという考え方とのことです。
以下、記事からの抜粋&要約です。
《宝物の地図》から出た宝物トークを使って、5ターン目に《潜水》などを構えながら《パルン、ニヴ=ミゼット》を出します。
《奇怪なドレイク》について、4マナの《弾けるドレイク》と比べて3マナと軽い点はアグロデッキ相手に対してはカードドローよりも重要で、コントロール相手では4マナタップしたら相手に返しのターンでテフェリーを出されてしまうリスクが残ります。
《再燃するフェニックス》について、《弾けるドレイク》は1ドローできるものの除去されたら終わりですが、《再燃するフェニックス》は追放できない相手に対しては何度も場に戻ってくるため《弾けるドレイク》よりも効果的です。
当初は《再燃するフェニックス》を複数枚採用していましたが、《溶岩コイル》を多く見かけるメタゲームのためサイドボードに追いやられ、最終的にはサイドボードのスロットを節約するためにメインボードに1枚になりました。そのため、メインボードから《奇怪なドレイク》を1枚削っています。
【11/30追記】
Channel Fireballで Paulo Vitor Damo da Rosa もチューニングしたリストを掲載しました。
Tuning the Grand Prix Winning Jeskai Deck By Paulo Vitor Damo da Rosa
《溶岩コイル》は《封じ込め》に変えていて、ニヴやドレイクとシナジーあるけど、除去できる範囲が多いし、ゴルガリがサイドインしてくる《真夜中の死神》の能力を誘発させないし、《ドミナリアの英雄、テフェリー》の能力で土地を2枚起こした後に使えるしで《封じ込め》4枚は自動的に採用されるとのことです。
Adrianのサイドボードにあった《苦悩火》について、コントロール相手にトドメさせるほどマナ出ないということで、ニヴを早いターンに出すための《血の血脈、サルカン》に変えています。
【12/8追記】
Adrian本人による改良版のリストと、サイドボードガイドが掲載されました。
相手の《宝物の地図》を打ち消すために《呪文貫き》を1枚から2枚に増やしたそうです。
Niv-Mizzet: The Core, The Update, The Sideboard Guide By Adrian Sullivan
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ジェスカイ・コントロール
出典:Could Expansion // Explosion Be the Next Sphinx’s Revelation? By Eric FroehlichJeskai Control by LimitedPower | |
Lands
4 x 氷河の城砦 5 x 島 4 x 曲がりくねる川 3 x 平地 3 x 聖なる鋳造所 4 x 蒸気孔 4 x 硫黄の滝 Creatures なし Spells 4 xドミナリアの英雄、テフェリー 4 x 轟音のクラリオン 3 x 薬術師の眼識 4 x 発展+発破 3 x 残骸の漂着 4 x 悪意ある妨害 3 x 中略 4 x アゾールの門口 4 x 封じ込め |
Sideboard
1 x 苦悩火 2 x 浄化の輝き 2 x 本質の散乱 4 x べナリア史 3 x 黎明をもたらす者、ライラ 1 x 否認 2 x アズカンタの探索 |
10/6のMOPTQでスイスラウンド9-0、最終成績3位だったリストです。
《発展+発散》が4枚も入っているのかと思いながらリストを読んでいくと《アゾールの門口》も4枚入っています。
《アゾールの門口》が反転した《太陽の聖域》(タップで自分のライフ総量分の好きな色のマナを加える)から 大量にマナを出し、《発散》で大量ダメージ&ドローします。
ライフが1桁になっていても、《太陽の聖域》で数マナ出るだけで十分強いという考え方のようです。
《ドミナリアの英雄、テフェリー》の土地アンタップ誘発に対応して《太陽の聖域》からマナを出し、アンタップした《太陽の聖域》からさらにマナを出せば大ダメージを与える&大量ドローすることができます。
デッキのマナベースについて解説している以下の記事で、このデッキについても触れていました。
How Do the Mana Bases of Top Standard Decks Measure Up? By Frank Karsten
以下、記事からの抜粋&要約です。
・サイドボードの《べナリア史》をマナカーブどおりに出すには白マナ源が18枚必要だが14枚しか入っていない。
サイドボードのカードなので少しくらい不足していても気にしないが、メインデッキに《残骸の漂着》が入っているので白マナ源は16枚必要。
・《悪意ある妨害》のために青マナ源は18枚必要だが、このデッキでは21枚入っている。島を数枚、平地に変更すべき。
・《轟音のクラリオン》を3ターン目に唱えるためには、赤12、白12、赤白どちらか出るのが合計19必要だが、赤11、白14、どちらか出るのが22枚のため、赤マナを加えるのがよい。
以上をふまえて、《曲がりくねる川》1枚、《硫黄の滝》1枚、島1枚を《聖なる鋳造所》1枚、《断崖の避難所》1枚、《平地》1枚に変えるとよいそうです。
また、青青を要求する《悪意ある妨害》は《本質の散乱》や《イオン火》に変えて、サイドボードの《べナリア史》もやめるか検討の余地があるとのことです。
Todd Andersonはサイドに《べナリア史》ではなく《軍勢の戦親分》を入れていました。
Final list for the Magic Online PTQ tomorrow. We'll be streaming with a 10 minute delay starting at 12:05pm EST. Be there or be square! https://t.co/fU2VUZ3cK6 pic.twitter.com/W5Z8FWTn7T
— Todd Anderson (@strong_sad) 2018年10月13日
また、このリストをShaheen Sooraniがカスタマイズしていました。
以下の記事の下のほうにリストがあります。
Why Am I Not Playing Esper? by SHAHEEN SOORANI
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ジェスカイ・バーン
YouTubeで配信していたやつです。配信へのリンクはこちら。以下のツイートのデッキリストへのリンクは最初はデッキリストのページに飛んだのですが、今はリンク切れになっていました。
Fan Friday Decks have been picked! Stream at 11:00am CST
— Terran Qualls (@TerranQualls) 2018年10月5日
RB Goblins by Marcus Cruzhttps://t.co/m1bgpNV0RT
Counterburn by Ryan Sultanahttps://t.co/YBzgvfB7wL
Jeskai Burn by SirElkz https://t.co/39OHKwsn20
Stream link!https://t.co/olmAotYsQk pic.twitter.com/F4HdsORKRP
Jeskai Burn | |
Lands
3 x 断崖の避難所 2 x 廃墟の地 3 x 氷河の城砦 3 x 島 2 x 山 3 x 平地 3 x 聖なる鋳造所 3 x 蒸気孔 3 x 硫黄の滝 Creatures なし Spells 3 x ショック 2 x 本質の散乱 1 x 否認 2 x アズカンタの探索 3 x 裁きの一撃 1 x 宝物の地図 4 x 危険因子 4 x イオン化 3 x 轟音のクラリオン 3 x イクサランの束縛 2 x 残骸の漂着 2 x 薬術師の眼識 2 x ウルザの後継、カーン 3 xドミナリアの英雄、テフェリー 1 x 苦悩火 |
Sideboard
2 x 歩哨のトーテム像 2 x 軽蔑的な一撃 1 x 本質の散乱 2 x 否認 2 x ゴブリンのクレーター掘り 1 x 魔術遠眼鏡 2 x 豊潤の声、シャライ 1 x 黎明をもたらす者、ライラ 2 x 運命のきずな |
赤青バーンに白を足すことで、海賊以外の全体2点の《焦熱の連続砲撃》ではなく、全体3点の《轟音のクラリオン》を採用できたり、最強カードの《ドミナリアの英雄、テフェリー》を採用できたり、《残骸の漂着》が採用できるところが魅力的です。
配信をみていましたが、同じく《危険因子》が入った赤単に先に焼き切られていましたが、サイド後はシャライやライラで巻き返せそうです。
サイドボードの《運命のきずな》は、対コントロールでサイドインするそうです。
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