基本セット2019のエルダードラゴン達について、Star City GamesにJim Davisによる評価記事が掲載されていました。初動で予約して高値づかみしたくないため、記事を読んでみました。
Core Set 2019: Here Be Dragons by JIM DAVIS


破滅の龍、ニコル・ボーラス

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「裏面の《覚醒の龍、ニコル・ボーラス》はこれまで登場したプレインズウォーカーの中でも最強の1枚だろう。ただし、《破滅の龍、ニコル・ボーラス》を唱えて、ソーサリースピードで7マナ払って、能力起動にレスポンスで除去を撃たれるのを回避しないといけないため、長い時間4/4の飛行クリーチャーのまま過ごすことになるだろう。」

「グリクシスで使える4マナのカードには既に《再燃するフェニックス》、チャンドラ、ゴンティ、カーン、《貪欲なチュパカブラ》、《人質取り》などがあるが、それらを押しのけて採用される可能性はある。ただ、どのグリクシス・デッキにも入る定番カードにはならないと思われる。」

また、GatheringmagicのAli Aintraziの記事では、「裏面はおまけ(アイスクリームのトッピング)」と言っていました。

また、どちらの記事でも《死の権威、リリアナ》のマイナス能力でリアニメートする使い方もあると言っていました。(実戦でうまくいくとは言ってない)

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暴虐の龍、アスマディ

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「呪禁などで自分を守れないくせに、アタックするまで盤面に何も影響を与えないし、スタンダードでは使われない。」

変遷の龍、クロミウム

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「瞬速を持っているので自分のターンにマナを使わなくてよく、しかも打ち消されない。」

「それだけではなく、マナを払わず手札を1枚捨てるだけで呪禁をつけることができる。遅いミッドレンジデッキやコントロールの試合を変えるだろう。」

「《燻蒸》などクロミウムを倒す手段はあるが、クロミウムは瞬速で出てくるため、相手のマナが立っているときに対処手段を唱えなくてはいけない。コントロールミラーで勝ちたければ、クロミウムへの対策を考えておかなくてはならない。」

また、GatheringmagicのAli Aintraziの記事では、「《奔流の機械巨人》がスタンダードから落ちた後は特に使われるだろう。」「パワー7で3回殴れば終わりのため、手札から捨てて《死の権威、リリアナ》で釣り上げる動きも強い。」とのこと。

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殲滅の龍、パラディア=モルス

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「ダメージを与えるまでは呪禁を持っているため、かつてのオジュタイと比べて、手札の補充はできないものの相手に一発ダメージを与えるまでは除去されないというメリットがある。」

「防御に回るときも、まだパラディア=モルスがダメージを与えていないのであれば、アタック前にパラディア=モルスを除去するということができない。」

「カスレアの中では可能性を秘めているカード。」

策略の龍、アルカデス

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「ニコル・ボーラスをこのセットの看板神話レアにしたいから、他のエルダードラゴンはサイズを大きくして、効果を派手にして、マナコストを大きくしてるんだろ・・・何・・だと?・・防衛のロード?!」

「3/5飛行でのため、《再燃するフェニックス》や《栄光をもたらすもの》等を止めることができ、チャンドラのマイナス能力や《稲妻の一撃》で焼かれることもないと、赤いカードに対して相性がよい。伝説なので《ウルザの殲滅波》では追放されない。」

「スタンダードについては、今後の防衛持ちに期待。」

また、アルカデスを統率者にした統率者デッキがMTG Goldfishに掲載されています。
Budget Commander: Arcades, the Strategist ($54 & $112)

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